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MLB

エンジェルス戦の9回大詰めでまさかの“3ボール四球”。球審も自身のカウントミスを認める「あれは間違いだった」

THE DIGEST編集部

2022.08.16

自身のカウントミスを認めているディアス球審(左)。エンジェルスはその後、守備が乱れて勝機を失った。(C)Getty Images

自身のカウントミスを認めているディアス球審(左)。エンジェルスはその後、守備が乱れて勝機を失った。(C)Getty Images

 試合終盤に見られた“珍事”が波紋を呼んでいる。

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 現地時間8月15日、メジャーリーグのロサンゼルス・エンジェルスは、本拠地でシアトル・マリナーズと対戦。「2番・DH兼投手」で先発した大谷翔平が、6回2失点と粘投して息の詰まった展開となるも、9回に守備の乱れから4失点と突き放され、2対6の惨敗を喫した。

 ただ問題となっているのは、同点で迎えた9回1死の場面。打席に立っていたマリナーズのカルロス・サンタナが、カウント3ー2となったところで突如、防具外して歩き出したのだ。これを受け、地元紙『Orange County Register』のジェフ・フレッチャー記者は、「サンタナが3ボールで出塁したようだ」と呟き、次のように状況を説明している。
 
「カウント2ー2となった投球の後、サンタナが球審のラズ・ディアス氏にカウントを尋ねると、彼は3ー1と答えた。力強く指を立てて3ー1を示したが、スコアボードがそれを変えることはなかった。次の球はボール。そして彼(サンタナ)は一塁へと向かった」

 また、「実際にディアス球審は、カウントを見失ったと認めている」と付け加れば、「あれは間違いだった」という本人のコメントも紹介。「もしエンジェルスがさらに異議を押し通すなら、他の審判に確認するか、ビデオを見て修正しただろうとも語った」とツイートしている。

 その後、拙守を連発して“自滅”したエンジェルス。13日ミネソタ・ツインズ戦からの連勝は2でストップした。

構成●THE DIGEST編集部

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