衝撃の飛距離に“野球の本場”も沸き立った。

　現地時間３月20日に行なわれているワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の準決勝のメキシコ戦。その試合前には日本代表の大谷翔平が打撃練習に登場し、驚異的な打球を連発した。
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　日本の東京ドームでも観客や関係者を大いに沸かせた大谷の打撃練習はアメリカでも人々の関心を惹きつけた。

　レギュラーシーズンにおいて、大谷は屋外でほとんど打撃練習を行なわないため、彼が登場した時からファンや関係者が熱視線を向けた。そのなかで感覚を確かめるように一球ずつ打ち込んだ背番号16は、驚異的な飛距離を披露。ある一球はライトスタンドにあるアッパーデッキの看板に直撃する特大アーチとなった。
  　この日本の至宝が披露した一打には、米メディアも大興奮。米老舗専門誌『Baseball America』のゲオフ・ポンテス記者は「オオタニはあのアッパーデッキに何球か入れた。おかしな飛距離だ」と驚嘆。さらにMLB公式サイトのジョン・モロシ氏は「ケージの中のオオタニ。この音を聞いてくれ。私は天才的な打撃練習でのホームランの後の畏敬の念と拍手に耳を傾けよう」と絶賛した。

　一連の投稿にはアメリカのファンからもさまざまなコメントが寄せられ、「マジで凄い」「群衆が一気にオオタニを見つめているのが分かる」「相変わらずの飛距離」「音が違うんだ」といった反響が寄せられた。

　なお、注目を集めた大谷の第一打席は、エンジェルスの同僚パトリック・サンドバルに対して、空振り三振。試合もスコアレスで進行している。

構成●THE DIGEST編集部

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