10月26日に行われたドラフト会議で、西武が武内夏暉（国学院大）を１位で指名し、ソフトバンク、ヤクルトとの競合の末に交渉権を獲得した。彼が一体どんな選手なのかを紹介しよう。

【名前】武内夏暉（たけうち・なつき）
【生年月日】2001年７月21日（22歳）
【出身地】福岡県
【身長／体重】185cm／90kg
【守備位置】投手
【投打】左投左打
【経歴】八幡南高→国学院大

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  　西武、ソフトバンクが１位指名を事前に公表していた武内。今ドラフトには他にも最速158キロの細野晴希（中央大）や安定感のある古謝樹（桐蔭横浜大）といったサウスポーもいた中で２球団が真っ先に手を挙げたことからも、武内への評価の高さがよく分かる。

　180センチの長身から投げ下ろす最速153キロの速球やフォーク、チェンジアップが武器だが、決してスピードでガンガン押していくタイプではない。各球種をコントロール良く投げ込んで凡打に打ち取るのが持ち味で、時には左打者の内角にもズバッと投げ込んでくる。さらにテイクバックの小さい投球フォームはタイミングを取りづらいとあって、とにかく「打者泣かせ」なのが強みだ。

　安定感は今ドラフトでも随一。果たしてルーキーイヤーから即戦力として実力を見せつけられるか注目だ。

構成●SLUGGER編集部

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