今オフにロサンゼルス・ドジャースが積極的な補強に動くかもしれない。ドジャースは大谷翔平や山本由伸を狙っているが、さらに先発投手の補強を考えているようだ。ドジャース専門メディアの『Inside the Dodgers』は11月27日、球団がタンパベイ・レイズのタイラー・グラスノーを獲得するかもしれないと報じた。

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　ドジャースはワールドシリーズ制覇に向けて、先発陣の強化を望んでいる。同メディアは「FA市場でも、トレードでも、あらゆる角度から、投手の補強を進めるつもりだ」と伝え、「一線級のスターターをトレードで獲得するかもしれない」として、23年シーズンに10勝を挙げたレイズのグラスノーの名前を記載した。

　しかしグラスノーを巡っては、シンシナティ・レッズも興味を持っていると言われており、ドジャースは争奪戦を制する必要がありそうだ。FA投手で今オフの目玉だったソニー・グレイ（前ミネソタ・ツインズ）はセントルイス・カーディナルスと契約し、アーロン・ノアはFA後に古巣フィラデルフィア・フィリーズと再契約。市場から少しずつ好投手がいなくなっている。
  　そんな状況でも、ドジャースの最優先事項は大谷翔平と山本由伸で変わりはないという。「チームのトップターゲットは、二刀流のスーパースターとヤマモトだ。２人の動向を見極めながらFA市場で他の有力選手を当たっている。そのため誰かを逃す可能性があるかもしれないが、まずは２人の日本人を最優先に考えている」

　大谷と山本に加えて、FAなりトレードで有力な先発投手を獲得する――。これがドジャースの今冬の最良のシナリオと言えるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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