オフシーズンを迎えても、球団の未来については悲観的な声が聞こえている。
FAとなった大谷翔平の去就が話題となり、再契約の可能性も囁かれるなど、今後の動向に視線が注がれているロサンゼルス・エンジェルス。現地時間11月26日、専門サイト『Halos Today』が今後のエンジェルスの方向性などについて論じるトピックを配信した。
【PHOTO】大谷翔平、ダルビッシュ、吉田正尚!メジャーリーグで活躍する日本人選手を一挙紹介! 2023年シーズンもプレーオフ進出を果たせず、負傷者も続出するなど、満足な結果を得られなかったエンジェルスは来季からは新指揮官、ロン・ワシントン監督が手綱を握るも、立て直しは決して簡単ではないようだ。現地記者による見解では、ネガティブな言葉が発せられている。
トピックの中で、米メディア『Bleacher Report』による「FA移籍先ランキング」においてエンジェルスが全30球団中14位であることや、同サイトのザッカリー・D・ライマー記者による「エンジェルスは、その気になればこの冬最大の支出を行なうこともできる」との持論を紹介している。
しかし、その一方で『Halos Today』のマット・レビン記者は、「フリーエージェントのショウヘイ・オオタニに何が起こっても、ヘイローズは2024年に競争力を維持したいと考えているようだ。しかし、これはこのチームにとって毎年同じ話題が繰り返されている」と指摘。
さらに「球団の環境は決して悪くは無いものの、この10年間、チームはフィールドで大きな成功を収めていない。これでは、たとえフリーエージェント候補に資金を投じたとしても、彼らを苦しめることになりかねない」と球団や獲得する選手の今後を不安視している。
加えて「たとえお金があったとしても、エンジェルスがフリーエージェントに自らを売り込むのは難しいと感じるかもしれない。それは彼らが9年間プレーオフから遠ざかっているからだけではない」と説きながら、獲得を目指す選手が有望な若手か、ベテランなどの即戦力か定まっていないとして、「このチームには展望がない」と主張。
レビン氏は他にも「ヘイローズは、フリーエージェントでお金を使うことを決して惜しまないが、間違った選手を選び続けている」と振り返っており、続けて「このチームにとって興味深いオフシーズンになるだろうし、今後数年の行く末を左右するかもしれない。年単位ではなく、将来を見据えて考え始める必要がある」と球団の方向性についての見込みを示した。
球団の姿勢を問う、悲痛なまでの現地記者の言葉の数々。現在のままでは、たとえ「二刀流スター」がもう一度、エンジェルスのユニホームを着ることになったとしても、事態は容易に好転しないのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】史上初の快挙多数!厳選写真で振り返る「大谷翔平2023年の軌跡」
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しかし、その一方で『Halos Today』のマット・レビン記者は、「フリーエージェントのショウヘイ・オオタニに何が起こっても、ヘイローズは2024年に競争力を維持したいと考えているようだ。しかし、これはこのチームにとって毎年同じ話題が繰り返されている」と指摘。
さらに「球団の環境は決して悪くは無いものの、この10年間、チームはフィールドで大きな成功を収めていない。これでは、たとえフリーエージェント候補に資金を投じたとしても、彼らを苦しめることになりかねない」と球団や獲得する選手の今後を不安視している。
加えて「たとえお金があったとしても、エンジェルスがフリーエージェントに自らを売り込むのは難しいと感じるかもしれない。それは彼らが9年間プレーオフから遠ざかっているからだけではない」と説きながら、獲得を目指す選手が有望な若手か、ベテランなどの即戦力か定まっていないとして、「このチームには展望がない」と主張。
レビン氏は他にも「ヘイローズは、フリーエージェントでお金を使うことを決して惜しまないが、間違った選手を選び続けている」と振り返っており、続けて「このチームにとって興味深いオフシーズンになるだろうし、今後数年の行く末を左右するかもしれない。年単位ではなく、将来を見据えて考え始める必要がある」と球団の方向性についての見込みを示した。
球団の姿勢を問う、悲痛なまでの現地記者の言葉の数々。現在のままでは、たとえ「二刀流スター」がもう一度、エンジェルスのユニホームを着ることになったとしても、事態は容易に好転しないのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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