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「僕はいいです」大谷翔平が、異例の“97%後払い”契約への考え方を明かす「今受け取れる金額を我慢すれば…」

THE DIGEST編集部

2023.12.15

大谷がドジャースでの入団会見に臨んだ。(C) Getty Images

大谷がドジャースでの入団会見に臨んだ。(C) Getty Images

 10年総額7億ドル(約1015億円)の契約でロサンゼルス・ドジャース入りする大谷翔平が現地12月14日(日本時間15日)、本拠地ドジャーススタジアムで入団会見に臨んだ。

 大谷は9日にスポーツ史上最高額となる1000億円超の契約で合意したことを発表。契約内容は、7億ドルの契約額のうち97%にあたる6億8000万ドル(約986億円)を“後払い”にするという異例の形式に。「ぜいたく税」の回避に大きく貢献し、これでチームはさらなる補強に乗り出すことも可能となった。

 大谷は会見の中で、この”後払い”形式について、どのチームも選手を獲得する際には行使するオプションであるとしたうえで、「(後払いの)パーセンテージは選手に一任するところではあるので、今受け取れる金額を我慢して、ペイロールに柔軟性を持たせられるなら、僕はいいです」と、異例の支払い方法についての考え方を語った。

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 大谷は会見内でも勝利に対する想いを激白。ドジャースのマーク・ウォルター会長との対話で「ドジャースが経験したこの10年間をまったく成功したとは思っていないと言っていたので、それだけ勝ちたいという意思がみんな強いんだなと心に残った」と印象を語っている。そんな勝利への執念が97%の後払いに現われたと言えそうだ。

構成●THE DIGEST編集部
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