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プロ野球

オリックス山崎颯一郎が新たに背負う21。同じ背番号のドジャース投手の動画に「いろいろ助けられた」?【オリ熱コラム2023】

どら増田

2023.12.25

オリックスが誇るパワーリリーバーの一人、山﨑。23年は53試合に登板して防御率2.08と好投した。写真:野口航志

オリックスが誇るパワーリリーバーの一人、山﨑。23年は53試合に登板して防御率2.08と好投した。写真:野口航志

 オリックスのNo.1イケメンとして人気爆発中の山崎颯一郎の背番号が、来季からは「21」に変わる。かつては西勇輝(現阪神)が背負っており、西と入れ替わる形で入団した竹安大知が今季までつけていた番号でもある。山崎はこれまで「63」をずっと背負い、今年3月に行われたWBC日本代表に緊急招集された際にも同じ番号だっただけに「ずっとつけてたんで寂しい」そうだが、話を聞くと「21」との繋がりがあることがわかった。

「ヒジを故障した時に、海外の選手の動画をいろいろ動画見てたんです。ドジャースのウォーカー・ビューラーっていうピッチャーがいるんですけど、その人が21番で、 結構その動画ずっと見て、色々自分も助けられた部分があったんで、いつかつけたいなとは思ってました」と語った山崎。
 
「ビューラーの全部好きですね。投げ方、球の勢い、スタイル。もともと自分と同じ背丈のピッチャーをずっと探してて、 ちょうどスタイル的にもあってますし、上から投げるフォームというか、惚れましたね。動画を見てそこから吸収できたものもありましたし、自分の中では、勝手にすごいお世話になってます。今でもたまに見ます」。同じ188センチと長身の身長を誇るビューラーに、山崎は自身の姿を重ねる部分があるようだ。

 今季はWBCのメンバーに名を連ねたものの、試合に出場することはなかった。マイアミの球場のブルペンで投げたり、世界一の瞬間に立ち会えたことは「財産」と話している。「ホントにいい経験をさせてもらったというか、あの雰囲気はまた味わいたいですね」と大きな目標ができた大会だったという。来季は近藤大亮や黒木優太が移籍したため、ブルペンでの役割も増えることが予想されるが「責任感というよりかは、自分らしいピッチングというか、新しい自分、 またさらに進化した自分を見せられたらいいなと思ってます」と、大きな目標に向かってさらなる進化を誓っていた。

取材・文⚫︎どら増田
 

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