楽天から海外FA権を行使した松井裕樹が、サンディエゴ・パドレスと５年総額2800万ドルで契約した。これを受けてチーム専門メディアの『Inside The Padres』は12月24日、「日本からやってきたトップリリーバーのマツイは、サンディエゴにとって大型契約だ」と報じ、パドレスのAJ・プレラーGMのコメントを紹介した。

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　プレラーGMは、「速球、スライダー、スプリットと武器を持っている。右打者も左打者も打ち取る手法はさまざまだ。彼の経験、安定した優れたパフォーマンス、そしてその持ち球は、われわれが今オフにターゲットとしていた選手像と一致する。三振を取るという点で、彼は非常に安定している。最高のクローザーのひとりだ」と称賛した。
  　同メディアも「日本で輝かしいキャリアを積み、パドレスではブルペンの重要なピースになることが期待されている」と伝え、今オフにFAとなったオールスター投手のジョシュ・ヘイダーの代役として有力なリリーバーになると見通した。

　さらに、「マツイは2023年シーズン、対戦相手の32.4パーセントを三振に打ち取っており、MLBでもこのスキルは通用するだろう。熱心にスカウトしたフロントは、彼が圧倒的な戦力になれると信じている」と１年目からの活躍を期待した。

構成●THE DIGEST編集部

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