大谷翔平と10年７億ドル（約1015億円）で契約し、山本由伸とも12年３億2500万ドル（約463億円）で合意に達したロサンゼルス・ドジャースが、さらなる補強に動いているようだ。米メディア『Bleacher Report』は12月26日、「ドジャースがジョシュ・ヘイダーの獲得に動くかもしれない」と伝えた。

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　同メディアは、『MLB Network』のジョン・モロシ記者が報じた「ドジャースの補強はまだ終わってない。ヘイダーの獲得に動く可能性がある」という内容を引用し、「オオタニ、ヤマモトという大物２人に続いて、ドジャースは最高のリリーバーのひとりを狙っているようだ」と記した。
  　ヘイダーは球界屈指のクローザーで、オールスターに５回選出。23年は33セーブを挙げて、56.1イニングで防御率1.28、WHIP1.10、奪三振85という成績を残した。ヘイダーを巡ってはドジャースをはじめ、ワールドシリーズを制したテキサス・レンジャーズ、ニューヨーク・ヤンキースなどを含めて８～10球団が関心を示しているといわれ、契約は複数年で１億ドル超えとも見通されている。

「もしドジャースがヘイダーを獲得すれば、オオタニ、ヤマモトという大物を次々と射止めた“前例のないオフシーズン”の、もうひとつの大きな補強になるだろう」

　大谷と山本を加えたドジャースは、すでにワールドシリーズの優勝候補筆頭とも言われているが、さらなる補強に乗り出すのか注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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