ロサンゼルス・ドジャースに、また負傷者が出てしまった。現地５月５日に行なわれたマイアミ・マーリンズ戦にスタメン出場し、第１打席で適時二塁打、第２打席でも右前打と２打数２安打、１打点の活躍を見せていた４番テオスカー・ヘルナンデスが、４回裏の守備につかず交代した。

　ドジャース公式SNSが「左ハムストリングの張りのため交代した」と発表すると、多くの記者やメディアが一斉に報道。ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は「明日（現地６日）にMRI検査を受ける予定だ。デーブ・ロバーツ監督は“少し心配だ”と語っていた」と伝え、「長期欠場になるのかは不明だが、深刻な症状ではないことを祈りたい」と続けた。

　米誌『Sports Illustrated』でドジャースを担当するゲイブ・スモールソン記者も「T・ヘルナンデスはチームに欠かせない存在。早く復帰して、チームのために活躍を続けてほしいと願っている」と軽傷を期待した。

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  『Dodger Blue』は、軽傷を前提として「おそらく何らかの治療を受けることになるだろう。ハムストリングマッサージ、ストレッチ、フォームローラーの使用、温熱療法や冷却療法が含まれる可能性がある。治療によって症状が改善すれば、おそらく早期復帰できるはずだ。慎重を期すなら、さらに１～２日の休養を与えるかもしれない」と伝えている。

　また、ジャーナリストのハワード・コール氏は、T・ヘルナンデスに代わる選手としてジェームズ・アウトマンを予想。「40人ロースターに入っているアウトマンを昇格させるだろう。テオスカーのように右翼を守れる」と、傘下3Aオクラホマシティ・コメッツに所属する27歳の外野手の名前を挙げた。

　同じくジャーナリストのブレイク・ハリス氏もアウトマンの昇格を予想したうえで、「アウトマンが中堅でプレーし、アンディ・パヘスが右翼にスライドすると推測する」とXにポストした。

　ドジャースはブレイク・スネル、タイラー・グラスノーら投手陣に加え、現地３日にトミー・エドマンが10日間の負傷者リスト入りしている。ドジャースファンは、「冗談だろ」「なぜ、みんな怪我するのか」「早くよくなってくれ」「認めたくない」「なんてこった」「軽傷でありますように」などと、心配の声を挙げていた。

　現地６日に予定されているMRI検査で、T・ヘルナンデスの左ハムストリングはどのような診断を受けるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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