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大谷翔平が20号アーチで達成した「MLB史上初」「ドジャース史上3人目」「球団史上3位タイ」「キャリア最速」「自身10度目」かつてない早さで本塁打量産

THE DIGEST編集部

2025.05.28

ガーディアンズ戦で20号本塁打を放った大谷。(C)Getty Images

ガーディアンズ戦で20号本塁打を放った大谷。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、現地5月27日に行なわれたクリーブランド・ガーディアンズ戦で3試合連続弾となる第20号本塁打を放った。この一発で大谷は数々の記録を達成したようだ。

 まずは「MLB史上初」の快挙だ。スポーツデータを専門に扱う『OptaStats』のグレッグ・ハーベイ氏は自身のXに、「MLB史上、開幕から6月に入る前に20本以上の本塁打、10以上の盗塁、50以上の得点を記録した選手は、2025年の大谷翔平だけだ」とポストした。

 27日時点の大谷の打撃成績は、打率.296、20本塁打、35打点、11盗塁、59得点。5月に限れば、打率.306、13本塁打、25打点、2盗塁、27得点という数字を残してる。

 そんな大谷はドジャース史上3人目の偉業も成し遂げた。米通信社『AP』によると、チーム55試合目で20号本塁打を達成した3人目の選手に。背番号14が永久欠番となっているギル・ホッジス(1951年の21本塁打)、コディ・ベリンジャー(2019年の20本塁打)に続いて、大谷がチーム史上3人目となった。

【動画】逆方向への大飛球となった大谷翔平の20号アーチ!
 
 さらに月間の本塁打数13本も、ドジャース史上3位タイの記録のようだ。データ報道に強い『MLB.com』のサラ・ラングス記者は、「大谷の月間13本は、ドジャース史上3位タイの記録。1953年8月のデューク・スナイダーと85年6月のペドロ・ゲレーロが15本を放ち、2004年8月のエイドリアン・ベルトレ、17年6月のコディ・ベリンジャー、そして25年5月の大谷が13本を放ってる」と伝えた。

 今シーズンのMLB一番乗りとなる20号は、大谷自身のMLBキャリアでも最速だった。チーム55試合目での達成は、ロサンゼルス・エンジェルス時代の23年に記録したチーム68試合目よりも13試合早い。キャリア最多54本塁打を放った24年シーズンはチーム75試合目に20号に達しており、今シーズンはかつてない早さで量産している。

 また、大谷が3試合連続アーチを放つのは今シーズン2度目で、メジャーキャリアでは通算10度目。当たりが続いている大谷は今シーズン、どこまで本塁打数を伸ばしていくのか。

構成●THE DIGEST編集部

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