6月9日に開幕する全日本大学野球選手権。全国各地で行われた春のリーグ戦を勝ち抜いた26チーム(大阪商業大は出場辞退)によって行われる。大学野球における最大の大会であり、プロ入りを狙う選手にとっては大きなアピールの場でもある。今年出場する選手の中で特に注目の選手は誰なのか。投手と野手それぞれ10人ずつピックアップして紹介したいと思う。今回は野手編だ。
▼立石正広
(創価大4年・二塁手兼三塁手・右投右打・高川学園高)
投手、野手含めて今大会最大の注目選手。高校時代からリストの強さが目立ち、3年夏の甲子園でもホームランを放ったが、大学では全ての面で大きくスケールアップを果たした。昨年は3年生ながら大学日本代表で中軸を任されると、秋の明治神宮大会でも大会新記録となる10安打を放ち、2本塁打、6打点も記録。引っ張るだけでなく右方向にも軽々と放り込み、確実性も高い。現時点ですでに1位競合は濃厚で、2025年ドラフトの最大の目玉と言えるだろう。
▼大塚瑠晏
(東海大4年・遊撃手・右投左打・東海大相模高)
抜群の守備力が光るショートストップ。高校時代からその動きは際立っていたが、大学でも着実にレベルアップし、他の選手と比べて倍速で動いているように見えるほど。タイプは違うが守備力は宗山塁(楽天)と比べてもまったく遜色ないレベルにある。打撃もパワーとミート力がアップし、この春は4割近い打率をマーク。走塁面でも積極性が光る。今大会出場するショートでは最注目の存在と言えるだろう。
▼小出望那
(大阪産業大4年・捕手・右投右打・大産大付高)
関西大学球界を代表する捕手。キャッチャーらしいたくましい体格で地肩の強さだけでなくフットワークも良く、安定したキャッチング、ブロッキングなども高レベルだ。2季連続で打率1割台と打撃の確実性に課題は残るが、1年秋から6季連続でホームランを放っているようにパンチ力は申し分ない。今年は捕手の有力候補が少ないだけにマークしている球団は多いだろう。
▼小田康一郎
(青山学院大4年・一塁手・右投左打・中京高)
力のある選手が揃うチームでも1年春からレギュラーとなり、3度のベストナインを受賞。ヘッドがきれいに抜けるスウィングで巧みなバットコントロールは職人的な趣があり、上背は無くても軽々とスタンドに放り込む長打力も備えている。守れる選手が多いことから一塁を任されているが、脚力と肩の強さも十分だ。西川史礁(ロッテ1位)、佐々木泰(広島1位)が抜けただけに、3連覇を狙うチームの最大のキーマンと言える。
▼勝田成
(近畿大4年・二塁手・右投左打・関大北陽高)
高い守備力とミート力が魅力のセカンド。侍ジャパンの井端監督もその守備は高く評価しており、プレーのスピード感と堅実さを兼ね備える。打撃も年々力をつけており、この春は14試合で24安打、打率.429をマークするなど、163cmという上背がまったく気にならない。一昨年出場した大学選手権でも2試合で4安打を放ち、昨年は大学日本代表として国際大会も経験した。
▼立石正広
(創価大4年・二塁手兼三塁手・右投右打・高川学園高)
投手、野手含めて今大会最大の注目選手。高校時代からリストの強さが目立ち、3年夏の甲子園でもホームランを放ったが、大学では全ての面で大きくスケールアップを果たした。昨年は3年生ながら大学日本代表で中軸を任されると、秋の明治神宮大会でも大会新記録となる10安打を放ち、2本塁打、6打点も記録。引っ張るだけでなく右方向にも軽々と放り込み、確実性も高い。現時点ですでに1位競合は濃厚で、2025年ドラフトの最大の目玉と言えるだろう。
▼大塚瑠晏
(東海大4年・遊撃手・右投左打・東海大相模高)
抜群の守備力が光るショートストップ。高校時代からその動きは際立っていたが、大学でも着実にレベルアップし、他の選手と比べて倍速で動いているように見えるほど。タイプは違うが守備力は宗山塁(楽天)と比べてもまったく遜色ないレベルにある。打撃もパワーとミート力がアップし、この春は4割近い打率をマーク。走塁面でも積極性が光る。今大会出場するショートでは最注目の存在と言えるだろう。
▼小出望那
(大阪産業大4年・捕手・右投右打・大産大付高)
関西大学球界を代表する捕手。キャッチャーらしいたくましい体格で地肩の強さだけでなくフットワークも良く、安定したキャッチング、ブロッキングなども高レベルだ。2季連続で打率1割台と打撃の確実性に課題は残るが、1年秋から6季連続でホームランを放っているようにパンチ力は申し分ない。今年は捕手の有力候補が少ないだけにマークしている球団は多いだろう。
▼小田康一郎
(青山学院大4年・一塁手・右投左打・中京高)
力のある選手が揃うチームでも1年春からレギュラーとなり、3度のベストナインを受賞。ヘッドがきれいに抜けるスウィングで巧みなバットコントロールは職人的な趣があり、上背は無くても軽々とスタンドに放り込む長打力も備えている。守れる選手が多いことから一塁を任されているが、脚力と肩の強さも十分だ。西川史礁(ロッテ1位)、佐々木泰(広島1位)が抜けただけに、3連覇を狙うチームの最大のキーマンと言える。
▼勝田成
(近畿大4年・二塁手・右投左打・関大北陽高)
高い守備力とミート力が魅力のセカンド。侍ジャパンの井端監督もその守備は高く評価しており、プレーのスピード感と堅実さを兼ね備える。打撃も年々力をつけており、この春は14試合で24安打、打率.429をマークするなど、163cmという上背がまったく気にならない。一昨年出場した大学選手権でも2試合で4安打を放ち、昨年は大学日本代表として国際大会も経験した。
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