エースたる快投をみせた。
現地7月28日、山本由伸(ロサンゼルス・ドジャース)が敵地でのシンシナティ・レッズ戦に先発登板。7回を投げて4安打2四球1失点、9奪三振の好投で今季9勝目を飾った。防御率は2.48と改善し、MLB公式サイトによると直近3試合での防御率は0.95と抜群の安定感を記録している。
山本は初回に1死から2つの四球と安打で満塁のピンチを招き、内野ゴロの間に1点を失う。不安定な立ち上がりを露呈したが、2回以降は要所を抑えるピッチングで徐々に立ち直っていく。
2回は153キロのフォーシームで2者連続の空振り三振。3回は1死一、三塁と得点圏にランナーを背負うが、4番のオースティン・ヘイズをスプリットで空振り三振。続くギャビン・ラックスを内角高めのカットボールで凡打にして窮地を脱する。
4、5回は多彩な変化球を中心に三者凡退。大谷翔平の中越え2点タイムリー二塁打で勝ち越した後の6回はエリー・デラクルーズを高めのボールで見逃し三振。2死から四球を与えたが、スペンサー・スティアを力のあるシンカーで三邪飛に仕留めた。
7回表に味方打線が2点を追加。リードを4点に広げてもらった山本は先頭をスプリットで空振り三振。ウィル・ベンソンをカウント2-2で追い込むと、再びスプリットで空振りを奪うなど、101球を投げて9個の三振を積み上げる素晴らしい内容。約1か月ぶりとなる白星を手にした。
試合後、レッズのテリー・フランコーナ監督は公式会見で「ヤマモトはすべてが圧倒的だった。直球のスピード、左右の打者に関係なく投げるスプリットをはじめ変化球も素晴らしかった」と称賛。敵将もお手上げ状態だった。
日本人右腕の好投にはドジャースびいきの米ライターも注目。個性的なXでの呟きが専門メディア『Dodgers Nation』や『Dodgersway』などに取り上げられるジェイコブ・ブラウンソン氏はレッズ戦での山本の投球内容を受け、今シーズンの投手成績を改めてシェア。「ドジャースが手に入れたエース。なぜか、ヨシノブ・ヤマモトは過小評価されているかもしれない」と綴り、数字以上の貢献度を主張した。
山本はここまでリーグ6位タイの9勝(7敗)、防御率はリーグ3位と上々の成績を挙げており、実際に投手の安定感を示す数値であるWHIP(1イニングあたりの与四球と被安打数の合計を表す数値)は「1.04」をマーク。一般的に先発投手で1.20未満の数値であれば球団のエース級として十分な数値だと言われており、1.00以下だと球界のエースだと評価されている。つまり、山本はそれに近い数字を叩き出していると同氏は訴えている。
故障者が多いドジャース先発陣のなかで開幕からローテを守り続けている山本。地区優勝、そして2年連続のワールドシリーズ制覇を目指すチームにとって背番号18の存在は頼もしい限りだ。
構成●THE DIGEST編集部
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山本は初回に1死から2つの四球と安打で満塁のピンチを招き、内野ゴロの間に1点を失う。不安定な立ち上がりを露呈したが、2回以降は要所を抑えるピッチングで徐々に立ち直っていく。
2回は153キロのフォーシームで2者連続の空振り三振。3回は1死一、三塁と得点圏にランナーを背負うが、4番のオースティン・ヘイズをスプリットで空振り三振。続くギャビン・ラックスを内角高めのカットボールで凡打にして窮地を脱する。
4、5回は多彩な変化球を中心に三者凡退。大谷翔平の中越え2点タイムリー二塁打で勝ち越した後の6回はエリー・デラクルーズを高めのボールで見逃し三振。2死から四球を与えたが、スペンサー・スティアを力のあるシンカーで三邪飛に仕留めた。
7回表に味方打線が2点を追加。リードを4点に広げてもらった山本は先頭をスプリットで空振り三振。ウィル・ベンソンをカウント2-2で追い込むと、再びスプリットで空振りを奪うなど、101球を投げて9個の三振を積み上げる素晴らしい内容。約1か月ぶりとなる白星を手にした。
試合後、レッズのテリー・フランコーナ監督は公式会見で「ヤマモトはすべてが圧倒的だった。直球のスピード、左右の打者に関係なく投げるスプリットをはじめ変化球も素晴らしかった」と称賛。敵将もお手上げ状態だった。
日本人右腕の好投にはドジャースびいきの米ライターも注目。個性的なXでの呟きが専門メディア『Dodgers Nation』や『Dodgersway』などに取り上げられるジェイコブ・ブラウンソン氏はレッズ戦での山本の投球内容を受け、今シーズンの投手成績を改めてシェア。「ドジャースが手に入れたエース。なぜか、ヨシノブ・ヤマモトは過小評価されているかもしれない」と綴り、数字以上の貢献度を主張した。
山本はここまでリーグ6位タイの9勝(7敗)、防御率はリーグ3位と上々の成績を挙げており、実際に投手の安定感を示す数値であるWHIP(1イニングあたりの与四球と被安打数の合計を表す数値)は「1.04」をマーク。一般的に先発投手で1.20未満の数値であれば球団のエース級として十分な数値だと言われており、1.00以下だと球界のエースだと評価されている。つまり、山本はそれに近い数字を叩き出していると同氏は訴えている。
故障者が多いドジャース先発陣のなかで開幕からローテを守り続けている山本。地区優勝、そして2年連続のワールドシリーズ制覇を目指すチームにとって背番号18の存在は頼もしい限りだ。
構成●THE DIGEST編集部
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