現地時間11月３日（日本時間４日）、ロサンゼルス・レイカーズは敵地モーダ・センターでポートランド・トレイルブレイザーズと対戦した。

　この日のレイカーズは、坐骨神経痛で開幕から欠場が続くレブロン・ジェームズに加え、エースのルカ・ドンチッチと、得点源の一角であるオースティン・リーブスも欠場。先発はマーカス・スマート、ダルトン・コネクト、ジェイク・ラレイビア、八村塁、ディアンドレ・エイトンが務めた。

　レイカーズは序盤、スマートのレイアップや八村の２本のダンクなどで12－６と先手を取るも、ブレイザーズもデニ・アブディヤやベンチのジェレミー・グラントらが得点を重ねて逆転。

　24－33と９点ビハインドで迎えた第２クォーター。レイカーズは第１クォーターで８得点をあげた八村が幸先よく３ポイントを決めたものの、ブレイザーズに連続得点を許し、残り８分42秒に13点差をつけられる。

　しかし、そこから八村がフェイダウェイ、３ポイント、ステップバックジャンパーとテンポよく得点を重ね、守備でもブロックを決めるなど奮闘。前半だけで20得点をマークした八村の働きにより、レイカーズは52－53と１点差に迫って折り返した。
  　後半序盤、ブレイザーズに先手を取られたレイカーズだったが、エイトンの３連続ゴールで巻き返し、第３クォーター残り７分８秒には八村のレイアップで同点に追いつく。その後、控えのジャクソン・ヘイズや２WAY契約のニック・スミスJr.の活躍で、チームは90－86と僅差ながらリードを奪って最終クォーターへ。

　第４クォーター残り９分53秒、八村は２本のフリースローを確実に沈め、シーズンハイを更新する24得点目をマーク。僅差の展開が続くなか、残り７分１秒にはジャンパーを決め、チームに７点のリードをもたらす。

　その後、レイカーズはスミスJr.の連続３ポイントで点差を２桁まで広げ、終盤には八村が勝利を決定づけるジャンパーをヒット。最終スコア123－115で勝利を収めた。

　４連勝のレイカーズはエイトンが29得点、10リバウンド、スミスJr.が25得点、６アシスト、ラレイビアが11得点、５リバウンド、６アシストを記録。

　チーム最長となる37分37秒の出場時間を得た八村は、フィールドゴール成功率66.7％（10／15）、３ポイント成功率50.0％（２／４）、フリースロー成功率100％（６／６）の活躍でシーズンハイの28得点に４リバウンド、１アシスト、１スティール、１ブロックで勝利に大きく貢献した。

　今季成績を６勝２敗としたレイカーズの次戦は５日（日本時間６日）、ホームで好調のサンアントニオ・スパーズ（５勝１敗）と対戦する。

構成●ダンクシュート編集部

【NBA】八村塁が３本の３ポイントを含む15得点！レイカーズはヒートに競り勝ち今季初の３連勝＜DUNKSHOOT＞

劇的勝利を収めたレイカーズの歓喜の輪で１人苦悶の表情…原因は八村だった!?＜DUNKSHOOT＞