現地時間11月14日(日本時間15日、日付は以下同)。ミネソタ・ティンバーウルブズは、ホームのターゲット・センターでサクラメント・キングスに124-110で勝利。4連勝を飾るとともに、「エミレーツNBAカップ2025」の通算成績を2勝0敗とした。
ウルブズはアンソニー・エドワーズがチーム最多の30得点に4リバウンド、4アシスト、2スティールと殊勲の働き。さらにジュリアス・ランドルが26得点、11リバウンド、5アシスト、ドンテ・ディビンチェンゾが20得点、6リバウンド、5アシスト、ジェイデン・マクダニエルズが13得点、4リバウンド、3アシスト、ナズ・リードが12得点、12リバウンド、4アシスト、2スティール、2ブロック、ルディ・ゴベアが11得点、8リバウンドと続いた。
翌15日のデンバー・ナゲッツ戦には112-123で敗れ、今季戦績は8勝5敗(勝率61.5%)となった。右ハムストリング負傷でエドワーズを4試合欠いていたことを踏まえれば、まずまずの滑り出しと言えるだろう。
エドワーズはまだ24歳ながら、すでに球団を代表する選手となっている。キングス戦を終えた時点でレギュラーシーズンのキャリア平均24.0点はフランチャイズ史上1位。通算9317得点と511スティールで同3位、1627アシストで同6位にランクし、3ポイント成功数1139本は堂々トップだ。
さらに“アントマン”は、アメリカ代表でも実績を残している。大会4位に終わった2023年のFIBAワールドカップでチームトップの平均18.9点。2024年のパリオリンピックでは平均12.8点を残し、金メダル獲得に貢献した。
そんなエドワーズだが、自身の評価については驚くほど謙虚だ。キングス戦後、次のように語っている。
「俺はプレッシャーなんて感じていない。自分が注目されているわけでもないし、スーパースターだとも思っていないんだ。人によってはそう見ているかもしれないけど、俺自身はそうじゃない。だから自分自身にプレッシャーはかけていないよ。このリーグには他にそういう選手たちがいるからね」
現在NBAにはシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)やニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、ルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)といった実力者たちがいる。
エドワーズは過去2年連続でウルブズをカンファレンス・ファイナルへ導いているが、優勝やMVP受賞経験はない。それでも、シューティングガードのポジションに限れば、3年連続でオールスター、そして2年連続でオールNBA2ndチーム入りを果たしており、リーグトップと言っても過言ではない。
ただ、エドワーズが求めているのは個人の栄誉ではなく、チームの成功だ。ウルブズを優勝へ導くため、スターガードはこれからも進化を続けていくことだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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ウルブズはアンソニー・エドワーズがチーム最多の30得点に4リバウンド、4アシスト、2スティールと殊勲の働き。さらにジュリアス・ランドルが26得点、11リバウンド、5アシスト、ドンテ・ディビンチェンゾが20得点、6リバウンド、5アシスト、ジェイデン・マクダニエルズが13得点、4リバウンド、3アシスト、ナズ・リードが12得点、12リバウンド、4アシスト、2スティール、2ブロック、ルディ・ゴベアが11得点、8リバウンドと続いた。
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エドワーズはまだ24歳ながら、すでに球団を代表する選手となっている。キングス戦を終えた時点でレギュラーシーズンのキャリア平均24.0点はフランチャイズ史上1位。通算9317得点と511スティールで同3位、1627アシストで同6位にランクし、3ポイント成功数1139本は堂々トップだ。
さらに“アントマン”は、アメリカ代表でも実績を残している。大会4位に終わった2023年のFIBAワールドカップでチームトップの平均18.9点。2024年のパリオリンピックでは平均12.8点を残し、金メダル獲得に貢献した。
そんなエドワーズだが、自身の評価については驚くほど謙虚だ。キングス戦後、次のように語っている。
「俺はプレッシャーなんて感じていない。自分が注目されているわけでもないし、スーパースターだとも思っていないんだ。人によってはそう見ているかもしれないけど、俺自身はそうじゃない。だから自分自身にプレッシャーはかけていないよ。このリーグには他にそういう選手たちがいるからね」
現在NBAにはシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)やニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、ルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)といった実力者たちがいる。
エドワーズは過去2年連続でウルブズをカンファレンス・ファイナルへ導いているが、優勝やMVP受賞経験はない。それでも、シューティングガードのポジションに限れば、3年連続でオールスター、そして2年連続でオールNBA2ndチーム入りを果たしており、リーグトップと言っても過言ではない。
ただ、エドワーズが求めているのは個人の栄誉ではなく、チームの成功だ。ウルブズを優勝へ導くため、スターガードはこれからも進化を続けていくことだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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