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NBA

猛練習に励むウルブズのエドワーズへ番記者が期待「ソーシャルメディアから距離を置き、自身のゲームに磨きをかけている」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.09.16

エドワーズはチームと自身のさらなる躍進のためにSNSから離れ、練習に熱を注いでいる。(C)Getty Images

エドワーズはチームと自身のさらなる躍進のためにSNSから離れ、練習に熱を注いでいる。(C)Getty Images

 過去2年間のミネソタ・ティンバーウルブズは、強固な守備力を武器にプレーオフで2年連続カンファレンス・ファイナルまで勝ち進んだ。

 しかし、NBAファイナル進出をかけたシリーズで、一昨季はダラス・マーベリックス、昨季はオクラホマシティ・サンダーにいずれも1勝4敗で敗退。強豪揃いのウエスタン・カンファレンスで好成績を残しながら、大舞台には届いていない。

 今夏にチームは主力ビッグマンのジュリアス・ランドル、ナズ・リード、ベテランフォワードのジョー・イングルズと再契約。FA(フリーエージェント)戦線でニキール・アレキサンダー・ウォーカーがアトランタ・ホークス、ルカ・ガルザとジョシュ・マイノットがボストン・セルティックスへ移籍したが、2年目のロブ・ディリンガムやテレンス・シャノンJr.といった若手が成長すれば、昨季と同等の戦力で新シーズンを迎えることができる。

 そのなかで、エースとしてさらなる飛躍が期待されるのがアンソニー・エドワーズだ。現地時間9月14日(日本時間15日)に公開された『SiriusXM NBA Radio』で、『The Athletic』でウルブズの番記者を務めるジョン・クラウジンスキーは、24歳の若手スターについてこう語っていた。

「彼はソーシャルメディアから距離を置き、自身のゲームに磨きをかけている。この夏は海外でプレーしていない。それは近年で初めてのことだ。その分、より真剣に取り組んでいる思う」
 
 エドワーズはウルブズの主力であり、同時にアメリカ代表の一員でもある。2023年はFIBAワールドカップ(4位)、2024年はパリオリンピック(金メダル)へ出場と、2年連続で国際大会へ出場していたが、今年は代表活動がないことで、ワークアウトに力を注ぐことができているようだ。

 サンダーとのシリーズ敗退後に「この夏は猛練習する。誰よりもハードにね。それだけは言っておくよ」と悔しさを露わにしていた男は、まさに有言実行を果たしている。

 キャリア5年目の昨季、エドワーズは79試合に出場し、平均27.6点、5.7リバウンド、4.5アシスト、1.2スティールに3ポイント成功率39.5%を記録。3ポイント成功数320本はリーグトップで、オールスターとオールNBA2ndチームに名を連ねた。

 今季に向けて、エドワーズはシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA/サンダー)、ルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)のレベルへ達するべく、猛練習を積んでいると同記者は言う。

「ウエスタン・カンファレンス決勝でサンダーに敗れた後、彼はすごく率直だった。シェイやルカのレベルへ到達するためには、大きな一歩を踏み出す必要があるんだとね」
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