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NBA

「ホームゲームだったらと願うばかりだった」NBAの“キング”を父に持つブロニーが、クリスマスの思い出を回想「つらかった時もある」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.12.24

ブロニー(左)にとってクリスマスは、父レブロン(右)が試合で戦っているのが当たり前だった。(C)Getty Images

ブロニー(左)にとってクリスマスは、父レブロン(右)が試合で戦っているのが当たり前だった。(C)Getty Images

 現地時間12月23日(日本時間24日)、ロサンゼルス・レイカーズは、敵地モーゲージマッチアップ・センターでフェニックス・サンズと対戦し108-132で敗戦。2連敗となり、今季成績はウエスタン・カンファレンス4位の19勝9敗(勝率67.9%)となった。

 ルカ・ドンチッチが左足打撲、八村塁が右鼠径部の痛みのため欠場したチームは、第3クォーター終了時点で26点のビハインド(86-112)。レブロン・ジェームズは25分46秒の出場にとどまりつつもチーム最多の23得点に6アシスト、左ふくらはぎ負傷から復帰したオースティン・リーブスがベンチスタートで17得点、マーカス・スマートが14得点、6アシストを残すなど計6選手が2桁得点をあげたが、最大32点差をつけられる大敗を喫した。

 レイカーズの次戦は25日(日本時間26日10:00~)のクリスマスゲーム。ホームのクリプトドットコム・アリーナで、ケビン・デュラントやアルペレン・シェングンらを擁し、17勝10敗(勝率63.0%)でウエスト6位につけるヒューストン・ロケッツと対戦する。
 
 NBAのクリスマスゲームは通算78度目。18年連続で10チームによる計5カードが組まれている。そのなかで、レブロンは通算507得点、フィールドゴール成功180本、勝利数11で歴代1位に君臨。さらに3ポイント成功数31本もジェームズ・ハーデン(ロサンゼルス・クリッパーズ)と並んで1位タイ、137アシストと28スティールは歴代2位に位置している。

 今季、NBA史上最長の23シーズン目をプレーする40歳の大ベテランは、クリスマスゲームの通算出場試合数でも歴代トップの19度を誇る。節目の20試合目を前に、レブロンはこう本音を語っていた。

「家族と一緒に家にいる方がずっといい。でも、これは試合だ。俺が大好きな試合なんだ。子どもの頃、クリスマスの日に観戦し、偉大な選手たちのプレーを何度も観てきた。この試合に出場できることはいつも光栄だ。

 もちろん、本音を言えば1日中家で家族と一緒にソファで過ごしたいさ。だけど俺の、俺たちの出番になったら、コートに出てプレーしないといけない。楽しみにしているよ」

 クリスマスゲームは、毎年リーグに選ばれた10チームだけがコートに立てる特別な舞台。ディフェンディング・チャンピオンや優勝候補、人気チーム、スーパースターが所属するチーム、ライバル同士といった様々な面から選定されるだけに、“選ばれしチーム”と言っていい。
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