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レブロンがレイカーズに残留した理由は息子を“守るため”?元選手が見解「ブロニーが移籍したらコントロールできない」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.09.03

アリナスは、「レブロンが息子をあらゆるものから守る唯一の方法は、チームにとどまること」と語った。(C)Getty Images

アリナスは、「レブロンが息子をあらゆるものから守る唯一の方法は、チームにとどまること」と語った。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、2025-26シーズンの約5263万ドル(約77億4000万円)のプレーヤーオプションを行使してチーム残留を決めた。元NBA選手のギルバート・アリナス(元ワシントン・ウィザーズほか)は、息子でチームメイトのブロニー・ジェームズを“守る”には、同じチームにいるしかないとの見解を述べている。

 2003年のドラフトでNBA入りした“キング”ことレブロンも、昨年末に40歳を迎えた。衰えが指摘されるなかでも昨季は70試合に出場し、平均24.4点、7.8リバウンド、8.2アシストをマークし、オールスター出場とオールNBA2ndチームに選出されるなど、年齢を感じさせない好成績を残した。

 今季もルカ・ドンチッチとのコンビが期待されるが、注目のひとつが2シーズン目を迎える息子ブロニーとの共闘だ。

 ブロニーは、昨年のNBAドラフト2巡目55位でレイカーズから指名を受けると、2巡目ルーキーとしては異例の4年契約を締結。ミネソタ・ティンバーウルブズとの開幕戦でデビューを飾るとともに、NBA史上初の親子共演を果たした。

 ただ、ルーキーイヤーのローテーション入りは叶わず、27試合、平均6.7分のプレータイムで2.3点、0.7リバウンド、0.8アシスト、フィールドゴール成功率31.3%、3ポイント成功率28.1%と、お世辞にも戦力になったとは言い難い数字に終わった。
 
 アリナスは自身がホストを務めるポッドキャスト番組『No Chill Gil』の「レブロン・ジェームズはブロニーを現実世界から守ることはできない」と題した動画で、名物コメンテーターのスティーブン・A・スミスがポッドキャスト番組『Gil's Arena』に出演した回を振り返りながらブロニーに言及。

「ドラフト2巡目選手の多くはNBAで結果を残すことができない。2巡目指名30人のうち半分はGリーグ行きか、シーズン前にカット(解雇)される。普通は試合終盤に起用されるところを、ブロニーは父(レブロン)と一緒に中盤でコートに立った」と一定の評価を与えた。

 一方で、レブロンがレイカーズに残留したことを受けて、「レブロンが息子をあらゆるものから守る唯一の方法は、チームにとどまることだ」と続けた。

「レブロンはレイカーズでより独裁的な立場にある。ブロニーが他球団に移籍したら、その時点でGM(ゼネラルマネージャー)や選手、メディアをコントロールすることはできない。だから、もしそういった連中が『こいつはひどいヤツだ』と言っても、レブロンにはどうすることもできないんだ」

 レブロンは次のシーズンが現役ラストイヤーになる可能性もゼロではない。そのなかで、ブロニーは評価を高めて“独り立ち”できるのか、注目が集まる。

構成●ダンクシュート編集部

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