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NBA

ウェンバンヤマはホルムグレンをライバル視せず?「比較にならないほどの差がある」と自信満々<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.12.26

ウェンビー(右)がホルムグレン(左)とのライバル関係について言及した。(C)Getty Images

ウェンビー(右)がホルムグレン(左)とのライバル関係について言及した。(C)Getty Images

 サンアントニオ・スパーズのヴィクター・ウェンバンヤマ(224cm・107kg)と、オクラホマシティ・サンダーのチェット・ホルムグレン(216cm・94kg)は、ファンや識者の認識ではライバル関係にあると言っていいだろう。

 ともに2023-24シーズンにNBAデビューし、ポジションはセンター/パワーフォワードのビッグマン。体系は細身で、長身に似つかわしくない類い稀な運動能力とスキルを備えるという点でも共通している。また、今季はスパーズとサンダーがともに好調で、ウエスタン・カンファレンスの上位を争っている点も、よりライバル関係にあることを強くしている印象だ。

 ただ、ウェンバンヤマははっきりと、ホルムグレンより自分の方が上だと考えているのかもしれない。現地時間12月23日に行なわれたスパーズ対サンダーの直接対決後の会見で、2人のライバル関係について地元フランス人記者から問われたウェンビーは、静かに、だが自信に満ちた様子で、母国語でこう答えた。

「ライバル関係?いや、そんなことは考えていないな。少なくとも、バスケットボールというスポーツにおいて、(僕と彼の間には)比較にならないほどの差があるよ」
 
 この23日の試合、ホルムグレンが7得点に終わった一方、故障明けから間もないウェンバンヤマはベンチから登場し12得点をマーク。試合も、130-110でスパーズがサンダーに完勝を収めている。

 さらに、13日に行なわれたNBAカップ準決勝でも両軍は顔を合わせ、この時も17得点、7リバウンド、1ブロックのホルムグレンに対し、ウェンバンヤマはベンチから22得点、9リバウンド、2ブロックを記録。試合も111-109でスパーズが接戦を制し、サンダーの連勝を16で止める大金星をあげた。

 そしてこの発言から2日後、12月に入って3度目となる激突となった25日のクリスマスゲームで、ホルムグレンは10得点に12リバウンド、1ブロック、ウェンバンヤマは19得点に11リバウンド、1ブロックをマーク。試合はスパーズが117-102で快勝し、今季5敗しかしていないサンダーに3つ目の黒星をつけた。
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