先日、ロサンゼルス・レイカーズは、ワシントン・ウィザーズから八村塁をトレードで獲得し大きな話題となった。
現地時間1月28日に行なわれたボストン・セルティックスは延長戦の末に121-125で敗れたが、第4クォーター終盤にレブロン・ジェームズに対するファウルの笛が吹かれなかったことが、波紋を呼んでいる。
レイカーズは41得点をマークしたレブロンを中心に最大11点のリードを奪ったが、ジェイレン・ブラウンに37得点、ジェイソン・テイタムに30得点、マルコム・ブログドンに26得点を許し、ともに17回の優勝回数を誇るライバル相手に敗退。ただ、本来は第4クォーターで試合の決着がついていたはずだった。
105-105の同点で迎えた第4クォーター残り4.1秒、タイムアウト明けにレブロンが左サイドからドライブを仕掛けて左手でレイアップを狙うも、フィニッシュ直前にテイタムの右腕が接触。これによりシュートも外れたがレフェリーの笛も鳴らず、延長戦へ突入した。
レブロンは左腕に相手の手が当たったとアピールし、ファウルコールがなかったことに激高。同僚のパトリック・ベバリーは小型カメラを持ってレフェリーへ抗議するも、この行為にテクニカルファウルがコールされ、オーバータイム最初のポゼッションでセルティックスにフリースロー1本が与えられた。
16得点、10リバウンドを記録したアンソニー・デイビスは試合後、「あり得ないし、受け入れられない。騙された気分だ。彼(テイタム)は明らかに腕を叩いていた」と判定に不快感を露わにしていた。
レイカーズOBのジェームズ・ウォージーは『Spectrum SportsNet』で、「正直腹が立った。今まで見た中で最悪の審判団。これ以上、ビッグゲームで起用すべきじゃない。本当に恥ずべきだ」と、今回の“誤審騒動”を一刀両断している。
「ファウルをコールするのは難しいことではなかったし、審判団にエゴがあった。レブロンはカリーム(アブドゥル・ジャバー)の記録を破ろうとしているリーグのリーダーだが、彼はファウルをもらうことができなかった。コール(ファウル判定)自体は明らかだったはずだ」
レイカーズはラスト2ミニッツリポートの発表前の時点で、第4クォーター最後のプレーがミスコールだったとリーグ側から通達され、レブロンがフリースローラインへ立つべきだったと知らされたと伝えられている。
今季のレイカーズはこのセルティックス戦以外にも、微妙な判定で試合を落としたことが何度かあった。現在、チームは23勝27敗(勝率46.0%)でウエスタン・カンファレンス13位、8位のニューオリンズ・ペリカンズとは3ゲーム差とまだプレーオフ進出の可能性は十分残されているが、これらの黒星はシーズン終盤に響いてくるかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
現地時間1月28日に行なわれたボストン・セルティックスは延長戦の末に121-125で敗れたが、第4クォーター終盤にレブロン・ジェームズに対するファウルの笛が吹かれなかったことが、波紋を呼んでいる。
レイカーズは41得点をマークしたレブロンを中心に最大11点のリードを奪ったが、ジェイレン・ブラウンに37得点、ジェイソン・テイタムに30得点、マルコム・ブログドンに26得点を許し、ともに17回の優勝回数を誇るライバル相手に敗退。ただ、本来は第4クォーターで試合の決着がついていたはずだった。
105-105の同点で迎えた第4クォーター残り4.1秒、タイムアウト明けにレブロンが左サイドからドライブを仕掛けて左手でレイアップを狙うも、フィニッシュ直前にテイタムの右腕が接触。これによりシュートも外れたがレフェリーの笛も鳴らず、延長戦へ突入した。
レブロンは左腕に相手の手が当たったとアピールし、ファウルコールがなかったことに激高。同僚のパトリック・ベバリーは小型カメラを持ってレフェリーへ抗議するも、この行為にテクニカルファウルがコールされ、オーバータイム最初のポゼッションでセルティックスにフリースロー1本が与えられた。
16得点、10リバウンドを記録したアンソニー・デイビスは試合後、「あり得ないし、受け入れられない。騙された気分だ。彼(テイタム)は明らかに腕を叩いていた」と判定に不快感を露わにしていた。
レイカーズOBのジェームズ・ウォージーは『Spectrum SportsNet』で、「正直腹が立った。今まで見た中で最悪の審判団。これ以上、ビッグゲームで起用すべきじゃない。本当に恥ずべきだ」と、今回の“誤審騒動”を一刀両断している。
「ファウルをコールするのは難しいことではなかったし、審判団にエゴがあった。レブロンはカリーム(アブドゥル・ジャバー)の記録を破ろうとしているリーグのリーダーだが、彼はファウルをもらうことができなかった。コール(ファウル判定)自体は明らかだったはずだ」
レイカーズはラスト2ミニッツリポートの発表前の時点で、第4クォーター最後のプレーがミスコールだったとリーグ側から通達され、レブロンがフリースローラインへ立つべきだったと知らされたと伝えられている。
今季のレイカーズはこのセルティックス戦以外にも、微妙な判定で試合を落としたことが何度かあった。現在、チームは23勝27敗(勝率46.0%)でウエスタン・カンファレンス13位、8位のニューオリンズ・ペリカンズとは3ゲーム差とまだプレーオフ進出の可能性は十分残されているが、これらの黒星はシーズン終盤に響いてくるかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
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