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NBA

好勝負に水を差したレイカーズvsセルティックス戦での大誤審。渦中のレブロンは「どう見てもおかしい」と不満爆発<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.01.30

誤審のシーン。テイタム(右)の手がレブロン(左)の腕に明らかに当たっている。(C)Getty Images

誤審のシーン。テイタム(右)の手がレブロン(左)の腕に明らかに当たっている。(C)Getty Images

 現地時間1月28日、今季からリーグで採用された“NBAライバルウィーク”の目玉カードと言っても過言ではないロサンゼルス・レイカーズとボストン・セルティックスによる一戦が、TDガーデンで開催された。

 リーグ史上最多タイとなる17度の優勝を誇る両チームの激突は、同点15度、リードチェンジ15度という激戦に。オーバータイムにもつれた末、ホームのセルティックスが125-121で勝利した。

 セルティックスは延長だけで11得点をマークしたジェイレン・ブラウンが37得点に9リバウンド、ジェイソン・テイタムが30得点、11リバウンド、4アシスト、2スティール、マルコム・ブログドンが26得点、6リバウンド、4アシスト、2スティール、デリック・ホワイトが14得点、5リバウンドで勝利に貢献。

 一方のレイカーズは、レブロン・ジェームズがゲームハイの41得点に9リバウンド、8アシスト、アンソニー・デイビスが16得点、10リバウンド、4アシスト、パトリック・ベバリーが15得点、5リバウンド、5アシスト、2スティール、デニス・シュルーダーとロニー・ウォーカー四世がそれぞれ13得点、ラッセル・ウエストブルックが12得点、7アシスト、八村塁が6得点、4リバウンドをマークしたが、あと一歩及ばなかった。
 
 セルティックスは最大11点のビハインドを背負う場面もあったが、アグレッシブに攻め立てたブラウンや、重要な場面でブログドンが仕事を完遂し見事に勝利。ただ、このゲームは本来なら延長にもつれることもなく、第4クォーターまでのレギュレーションで決着がついていたはずだった。

 というのも、同点で迎えた第4クォーター残り4.1秒、タイムアウト明けにレブロンが左サイドからドライブを仕掛け左手レイアップでフィニッシュを狙うも、リリースする直前にテイタムの右腕が接触。しかしレフェリーの笛はならず、ボールもネットをくぐることなく、セルティックスボールとなって延長へ突入した。

 レブロンは左腕に相手選手の手が当たったとアピールし、ファウルコールがなかったことに激高。ベバリーは小型カメラを持ってレフェリーのもとへ向かい、「当たってるだろ。しっかり見ろよ」と言わんばかりに抗議するも、この行為にテクニカルファウルがコールされ、延長最初のポゼッションでセルティックスにフリースロー1本を与える始末だった。
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