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NBA

「俺たちはずっと一緒にいた」レブロンが“師弟関係”となった八村塁にメッセージ「できる限り最高の選手になってほしい」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.10.03

NBAの“キング”レブロンが加入2年目の八村について言及した。(C)Getty Images

NBAの“キング”レブロンが加入2年目の八村について言及した。(C)Getty Images

  10月2日(日本時間3日、日付は以下同)、メディアデーを迎えたロサンゼルス・レイカーズは、2023-24シーズンに向けた写真撮影やメディア対応をこなした。

 この日、NBAはほとんどのチームがメディアデーを開催。翌3日からトレーニングキャンプがスタートし、5日から20日にかけてプレシーズンゲームを戦い、24日からレギュラーシーズンが幕を開ける。

 昨プレーオフで第7シードからカンファレンス・ファイナルまで勝ち上がったレイカーズは、オールスターブレイク後にリーグベストの16勝7敗(勝率69.6%)を記録したメンバーの大部分を残しつつ、ゲイブ・ヴィンセントやクリスチャン・ウッド、トーリアン・プリンスといった即戦力をロスターに加え、充実した戦力で今季へ臨む。

 チームで2枚看板を形成するレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスは、オフシーズンに身体を休めつつ、トレーニングを続けて健康体を取り戻すことに成功。レブロンは今年2月に痛めた足が完治し、「ケガをする以前の自分に戻ることができた」とコメント。相棒のデイビスは82試合にフル出場することを望んでいるという。
 
 そしてこのメディアデーで、レブロンはこのオフに多くの時間を過ごした八村塁との“師弟関係”を映画『カラテ・キッド』(邦題:ベスト・キッド)の登場人物になぞらえてこう話していた。

「彼のなかにある多くのものを見ている。彼のポテンシャルだけじゃなく、個人として、それに俺たちのボールクラブにおいてどんなことをもたらすことができるかもだ。俺は彼のことをダニエル・サン(弟子役)と呼び、俺はミスター・ミヤギ(師匠役)なのさ」

 さらにレブロンは「オフの期間、俺たちはずっと一緒にいて、毎日ワークアウトをしてきた。彼にはできる限り、そして彼が望む限り最高の選手になってほしいと思っている」と八村にメッセージを送った。

 昨プレーオフでは平均12.2点、3.6リバウンド、フィールドゴール成功率55.7%、3ポイント成功率48.7%、16試合中8試合で2桁得点を奪うなど好成績を残し、評価を上げた八村。レイカーズで初のフルシーズンとなる今季、背番号28はレブロンとのワークアウトの成果を見せることができるか。

文●秋山裕之(フリーライター)

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