10月11日(日本時間12日、日付は以下同)。毎年恒例の企画「GMサーベイ」が『NBA.com』へ公開された。
これは全30チームのゼネラルマネージャー(GM)が、他チーム&他チームの選手へ票を投じるもので、今年は計50もの質問とその集計結果が掲載された。
NBAベストのポイントガードにはゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー(得票率63%)、シューティングガードにはフェニックス・サンズのデビン・ブッカー(同63%)、スモールフォワードにはボストン・セルティックスのジェイソン・テイタム(同47%)、パワーフォワードにはミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボ(同97%)、センターにはデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチ(同93%)がそれぞれ選ばれている。
また、「ベストディフェンシブプレーヤーは?」という質問では、アデトクンボの40%が最多得票率に。続いてセルティックスのドリュー・ホリデーが13%で2位、ウォリアーズのドレイモンド・グリーンとメンフィス・グリズリーズのマーカス・スマートが3位タイの10%で、グリズリーズのジャレン・ジャクソンJr.とロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードが4位タイの7%だった。
続いて、シカゴ・ブルズのアレックス・カルーソ、ロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビス、オクラホマシティ・サンダーのルージェンツ・ドート、ミネソタ・ティンバーウルブズのルディ・ゴベアが票を得ていた。
そうしたなか、マイアミ・ヒートのエリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)は、バム・アデバヨに票が投じられていないことに驚きを隠せずにいた。
昨季、イーストの第8シードからNBAファイナルまで勝ち上がったヒートでディフェンシブ・アンカーを務めるアデバヨの“低評価”について、指揮官は地元メディア『Miami Herald』へこう話していた。
「私には信じられないことだ。バムはリーグでベストなディフェンシブプレーヤーだと私は見ている。これだけインパクトを与えているのに、彼がどうして認識されていないのか、私には全く理解できない。だから彼はまたしてもそれを証明しなければならなくなる。みんなが認識するまでずっとだ」
ちなみに、「インサイドにおけるベストなディフェンダーは?」という質問でもアデバヨは選外だったが、「最も万能なディフェンダーは?」という項目ではアデトクンボ(37%)、グリーン(23%)に次ぐ3位の13%を獲得していた。
206㎝・116㎏のアデバヨは過去4シーズン連続でオールディフェンシブ2ndチームに選出。昨季も平均20.4点、9.2リバウンド、3.2アシストに1.2スティール、0.8ブロックと好成績を残した。
NBAベストのディフェンシブプレーヤーとなると、ビッグマンだけでなく、ペリメーターの選手も対象となるだけに、GMたちはアデバヨよりも先に思い浮かべた選手がいたのかもしれない。
とはいえ、26歳のビッグマンはリーグを代表する万能ディフェンダーという評価は確立しているだけに、決して悲観することはないだろう。
シーズン開幕後、ヒートと対戦するチームの選手たちはこの男の恐ろしさを改めて痛感することになるはずだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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NBAベストのポイントガードにはゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー(得票率63%)、シューティングガードにはフェニックス・サンズのデビン・ブッカー(同63%)、スモールフォワードにはボストン・セルティックスのジェイソン・テイタム(同47%)、パワーフォワードにはミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボ(同97%)、センターにはデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチ(同93%)がそれぞれ選ばれている。
また、「ベストディフェンシブプレーヤーは?」という質問では、アデトクンボの40%が最多得票率に。続いてセルティックスのドリュー・ホリデーが13%で2位、ウォリアーズのドレイモンド・グリーンとメンフィス・グリズリーズのマーカス・スマートが3位タイの10%で、グリズリーズのジャレン・ジャクソンJr.とロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードが4位タイの7%だった。
続いて、シカゴ・ブルズのアレックス・カルーソ、ロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビス、オクラホマシティ・サンダーのルージェンツ・ドート、ミネソタ・ティンバーウルブズのルディ・ゴベアが票を得ていた。
そうしたなか、マイアミ・ヒートのエリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)は、バム・アデバヨに票が投じられていないことに驚きを隠せずにいた。
昨季、イーストの第8シードからNBAファイナルまで勝ち上がったヒートでディフェンシブ・アンカーを務めるアデバヨの“低評価”について、指揮官は地元メディア『Miami Herald』へこう話していた。
「私には信じられないことだ。バムはリーグでベストなディフェンシブプレーヤーだと私は見ている。これだけインパクトを与えているのに、彼がどうして認識されていないのか、私には全く理解できない。だから彼はまたしてもそれを証明しなければならなくなる。みんなが認識するまでずっとだ」
ちなみに、「インサイドにおけるベストなディフェンダーは?」という質問でもアデバヨは選外だったが、「最も万能なディフェンダーは?」という項目ではアデトクンボ(37%)、グリーン(23%)に次ぐ3位の13%を獲得していた。
206㎝・116㎏のアデバヨは過去4シーズン連続でオールディフェンシブ2ndチームに選出。昨季も平均20.4点、9.2リバウンド、3.2アシストに1.2スティール、0.8ブロックと好成績を残した。
NBAベストのディフェンシブプレーヤーとなると、ビッグマンだけでなく、ペリメーターの選手も対象となるだけに、GMたちはアデバヨよりも先に思い浮かべた選手がいたのかもしれない。
とはいえ、26歳のビッグマンはリーグを代表する万能ディフェンダーという評価は確立しているだけに、決して悲観することはないだろう。
シーズン開幕後、ヒートと対戦するチームの選手たちはこの男の恐ろしさを改めて痛感することになるはずだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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