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度重なるラフプレーが理由で五輪候補から外れたグリーンだが「準備はできている」と追加召集を希望<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.02.01

パリ五輪の候補メンバーから外れたグリーンだが、追加召集される準備は万端のようだ。(C)Getty Images

パリ五輪の候補メンバーから外れたグリーンだが、追加召集される準備は万端のようだ。(C)Getty Images

 現地時間1月23日(日本時間24日、日付は以下同)、今夏に開催されるパリ五輪のバスケットボール男子アメリカ代表の候補者41人が発表された。レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)やケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)といった重鎮から、アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)やタイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)、チェット・ホルムグレン(オクラホマシティ・サンダー)ら期待の若手スターまで、豪華絢爛なメンバーが名を連ねている。

 そのなかで残念ながら落選したのが、NBAで4度の優勝経験を誇り、2016年のリオ五輪、2021年の東京五輪でも金メダルを獲得したウォリアーズのドレイモンド・グリーン。代表チームのマネジメントを司るグラント・ヒルは、リストから外した理由について、メディアを通じて「今年起きたことを考慮し、リストに含めない決断を下した」と語り、コート上で相手選手と数々のトラブルを起こしたことが選出漏れの理由だと明かした。

 これに対し、当事者のグリーンは自身がホストを務めるポッドキャスト番組『The Draymond Green Show』で胸中を告白。憧れの存在だったヒルについて語るとともに、追加召集される準備はできていると話した。
 
「俺がNBA入りした時、2人のスター選手に夢中になっていた。1人はコビー・ブライアント(元レイカーズ)、もう1人はグラント・ヒルだ。俺は彼がデトロイト・ピストンズにいた頃に(本拠地を置く)ミシガン州で育った。よりによって公の場で(リストから外した理由を)言うのなら、俺に直接言ってほしかったね。俺はグラント・ヒルのビッグファンだから、その立場として傷ついたよ。

 もし不測の事態で誰かがリストから外れてしまい、それを埋める必要があると連絡を受けたら、荷造りする準備はできているよ。俺はバックアップにするにはちょうどいいからね」

 はたしてグリーンが追加召集される日は来るのか。41名にすら選ばれていない時点で可能性は限りなく低そうだが、実績と実力、経験は申し分ないだけに、残りのシーズンで更生した姿を見せられれば、あり得ない話ではないかもしれない。

構成●ダンクシュート編集部

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