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NBA

「自分がリストの1位だと思っている」。グリーンが“歴代最高のディフェンダー”を再主張<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.06.04

グリーンは自身の守備に絶対的な自信を持っているようだ。(C)Getty Images

グリーンは自身の守備に絶対的な自信を持っているようだ。(C)Getty Images

 ドレイモンド・グリーンは、2012年のデビューからゴールデンステイト・ウォリアーズ一筋でプレーし、ステフィン・カリーやクレイ・トンプソン(現ダラス・マーベリックス)とともに、チームを15、17、18、22年と4度の優勝に導いた。

 198㎝・104㎏のフォワードは機動力と強靭なフィジカル、高いバスケットボールIQを兼ね備え、ガードからビッグマンまでカバーできる守備職人で、これまでオールディフェンシブチームに9回選出。17年にはスティール王と最優秀守備選手賞(DPOY)に輝いている。

 そんなリーグ屈指のディフェンダーは、自身のポッドキャスト番組『The Draymond Green Show』の最新エピソードで、ファンから「歴代ベスト5ディフェンダーは誰か?」と問われた際、こう即答した。

「まず、俺のことを理解しておいてほしいんだけど、俺は自分がそのリストの1位だと思っている」

 続けてグリーンは「順位をつけるのはあまり好きじゃない」と前置きしつつ、自身以外に以下の選手を挙げた。

「トニー・アレンは間違いなくリスト入りする。ベン・ウォーレスもそうだ。ティム・ダンカンは言うまでもない。最後の1人は…アキーム・オラジュワンだ」
 
 193㎝・97kgのアレンはオールディフェンシブチームに6回選ばれたシューティングガードで、レジェンドのコビー・ブライアントも「リーグで最もタフで粘り強いディフェンダーの1人」と評価していた。ウォーレスは206cmとセンターとしては小柄だったが、強靭な肉体を武器にゴール下に君臨し、DPOYを歴代最多タイの4回受賞。

 211㎝のダンカンは的確なポジショニングで相手を封じ込め、オールディフェンシブチームにリーグ最多の15回選出。オラジュワンは身長213㎝、ウイングスパン約230㎝という恵まれた体格を活かし、歴代トップの通算3830ブロックを記録した。

 なお、グリーンは1960年代に活躍したビル・ラッセルやウィルト・チェンバレンは、映像を十分に見ていないため、除外していると説明した。

 自身の守備に絶対的な自信を持っているグリーンは、21年3月のポッドキャスト番組『Dubs Talk』でも次のように語っていた。

「自分は最高のディフェンダーだと思っている。リアクションの速さ、タフネス、状況を読む力、そしてディフェンスを終わらせるために必要なリバウンド。すべてにおいて自分は優れていると思う。

 ディフェンスに必要なあらゆる要素において、自分は高いレベルにある。だから、自分はNBA史上最高のディフェンダーだと信じている。その信念は揺るがない。誰と比べられても、俺は胸を張って立ち向かうよ」

 今季、4年ぶりにオールディフェンシブ1stチームに選ばれた名手が“歴代最高”かどうかは議論の余地があるが、35歳のベテランはこれからもディフェンスに誇りを持ち、ウォリアーズを支え続けるだろう。

構成●ダンクシュート編集部

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