ロサンゼルス・レイカーズは、今オフにレブロン・ジェームズがプレーヤーオプションを行使すれば、2025-26シーズンもレブロンとルカ・ドンチッチのデュオ体制が継続となる。しかし、フランチャイズOBでもある元NBA選手のダニー・グリーンは、今のチームでは優勝できないと展望している。
レイカーズは今年2月、2020年のリーグ優勝に貢献したアンソニー・デイビスをダラス・マーベリックスへ放出し、スーパースターのドンチッチを獲得。3チームが絡む大型トレードを敢行し、テコ入れに踏み切った。
レギュラーシーズンは50勝32敗(勝率61.0%)でウエスタン・カンファレンスの第3シードを獲得したが、プレーオフでは1回戦で第6シードのミネソタ・ティンバーウルブズに1勝4敗と完敗し、無念のシーズン終了となった。
40歳となったレブロンの来季契約が5260万ドル(約75億円)のプレーヤーオプションのため、現役続行を含めて注目が集まっていることもあり、ドンチッチへの期待は一層大きくなるのは間違いない。
14年にサンアントニオ・スパーズ、19年にトロント・ラプターズ、20年にレイカーズと異なる3チームでリーグ優勝を経験したグリーンは、『SHOWTIME Basketball』の人気ポッドキャスト番組『All The Smoke』に出演した際、「今のレイカーズは優勝できるか?」というテーマで議論。
元NBA選手のスティーブン・ジャクソン(元インディアナ・ペイサーズほか)から「レブロンとルカは優勝できるか」と問われると、グリーンは「そうは思わない」と即答した。
「彼ら(レイカーズ)はオフェンスでは爆発力があると思うが、ディフェンス面でかなり不足があると思う」
今季のレイカーズは平均113.4点がリーグ19位、平均112.2失点がリーグ9位タイで、失点数だけで言えばそこまで悪いわけではない。しかし、40歳のレブロンは衰えが指摘され、ドンチッチも緩慢な守備は時に酷評される。
「オフェンスにおいては、ルカはレブロンの代わりになれるかもしれない。だから、彼を中心にチームを作ろうとしている。ただ、次のシーズンに優勝できるとは思わない。レブロンは(12月に)41歳になるし、今の形で優勝できるとは思えないね」
グリーンはそう指摘した上で、「レブロンはまだ平均30点は取れる。ただ、あと何年(現役生活が)残っているか分からないが、ベストプレーヤーが40歳だと優勝するのは本当に難しい。攻守に活躍できる選手なのは言うまでもない。でも、ディフェンスはオフェンスほどではない。これはルカも同じだ」と優勝の可能性は現実的ではないとの見解を示した。
20年を最後にリーグ王座から遠ざかっているレイカーズ。王座奪還に向け、今夏にどのような動きを見せるのか注目される。
構成●ダンクシュート編集部
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14年にサンアントニオ・スパーズ、19年にトロント・ラプターズ、20年にレイカーズと異なる3チームでリーグ優勝を経験したグリーンは、『SHOWTIME Basketball』の人気ポッドキャスト番組『All The Smoke』に出演した際、「今のレイカーズは優勝できるか?」というテーマで議論。
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今季のレイカーズは平均113.4点がリーグ19位、平均112.2失点がリーグ9位タイで、失点数だけで言えばそこまで悪いわけではない。しかし、40歳のレブロンは衰えが指摘され、ドンチッチも緩慢な守備は時に酷評される。
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グリーンはそう指摘した上で、「レブロンはまだ平均30点は取れる。ただ、あと何年(現役生活が)残っているか分からないが、ベストプレーヤーが40歳だと優勝するのは本当に難しい。攻守に活躍できる選手なのは言うまでもない。でも、ディフェンスはオフェンスほどではない。これはルカも同じだ」と優勝の可能性は現実的ではないとの見解を示した。
20年を最後にリーグ王座から遠ざかっているレイカーズ。王座奪還に向け、今夏にどのような動きを見せるのか注目される。
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