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MLB

両軍6本塁打の乱打戦をエンジェルスが制す! 大谷翔平が二塁打でチャンスメイク、トラウトが逆転3ラン本塁打!

THE DIGEST編集部

2023.04.09

4回にツーベースヒットを放ち、得点圏にランナーを進めた大谷(左)、トラウト(右)は5回に逆転の3ラン本塁打を放った。(C) Getty Images

4回にツーベースヒットを放ち、得点圏にランナーを進めた大谷(左)、トラウト(右)は5回に逆転の3ラン本塁打を放った。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルス打線が爆発した。

 現地時間4月8日、エンジェルスは本拠地でトロント・ブルージェイズ戦を行ない、両チーム6本の本塁打が飛び出すド派手な乱打戦を9対5でエンジェルスが制した。この日も「3番・指名打者」でスタメンに名を連ねた大谷翔平は4回に二塁打を放ち、3打数1安打1四球だった。

 試合は早くも3回に動いた。3回にブルージェイズは1死二塁で、ボー・ビシェットがセンターへ先制の2ラン本塁打を放ち、ブルージェイズが先制。さらに安打でランナーを一塁に置くと、4番のマット・チャップマンが2ラン本塁打でこの回一挙4点を奪った。

 その裏にエンジェルスは1点を返すと、4回にマイク・トラウトが四球で出塁。続く大谷が3球目のチェンジアップをライトに運ぶ二塁打でランナーを二、三塁に広げるチャンスメイク。これで大谷は3試合連続安打となった。

 続くのはアンソニー・レンドーン。ファンとのトラブルで4試合の出場停止だった4番が、この試合から復帰した。レンドーンは6球目のシンカーを引っかけ二ゴロに終わったが、この間に1点を返すと、5番ハンター・レンフローが左中間二塁打で大谷をホームへ返した。大谷の二塁打をきっかけにエンジェルスは2点を返し、3対4と1点差に迫る。
 
 5回表にブルージェイズの1番ジョージ・スプリンガ—にソロホームランを浴び、リードを2点差に広げられたエンジェルスだったが、その裏先頭打者のルイス・レンヒーフォが左中間へ反撃の一発を放つと、なおも無死一、二塁のチャンス。この場面で2番トラウトがカウント3-1から5球目のストレートを左中間に放つ逆転3ランホームラン。エンジェルスが一発攻勢で4点を奪い、リードを2点とした。

 エンジェルスは8回にも無死一塁で4回にタイムリー二塁打を放ったレンフローがレフトスタンドへ2ランホームランを放ち、ブルージェイズを突き放し、9対5と差を4点に広げた。

 9回は今季新加入のカルロス・エステベスがマウンドに上がり、安打と四球でランナーを一、二塁にためながらもなんとかゼロに抑え、エンジェルスが9対5でリードを守った。

 頼れる主砲・トラウトの一発とチャンスメイクした大谷の”トラウタニ”コンビの活躍で、エンジェルスが逆転勝ちを収めた。

構成●THE DIGEST編集部

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