今夏のトレード期限（日本時間８月１日）を前に、ロサンゼルス・ドジャースのマイケル・コンフォートが、ここにきて打撃面で存在感を示している。
【画像】大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開！ 花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る

　今季前半戦（開幕からオールスターまで）の成績は打率.184、OPS.620と低迷していたが、後半戦に入り好調に転じている。直近７試合では21打数７安打、打率.333、出塁率.417、長打率.667、OPSは1.084と、まるで別人のような活躍を見せている。
  　好調の要因について、コンフォートは現地29日、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』に対し次のように語った。

「この好調がトレード期限と関係しているのかは分からない。ただ、自分がどんな選手か分かっているし、前半戦は“自分らしく”なかった。取り損ねたヒットもたくさんあったし、やるべきことが山ほどあった。だからとにかく頭を下げて、黙々と努力するしかなかったんだ」

　さらにコンフォートは「トレード期限のことは、僕にはコントロールできない。だから、自分にできるのは、毎日球場に来て、努力するだけ。それに集中してるよ」と、ひたむきな姿勢を強調した。

　ドジャースは外野手の補強を模索しているとも報じられているが、コンフォートの復調は朗報である一方、トレード戦略を複雑にしている。トレード期限が迫る中、チームがどのような決断を下すのか、今後の動向に注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】「コンフォート問題とトップバッター問題を同時に解決」ドジャースが大型トレードでクワン獲得か「チームが求めるニーズに、理論上は合致」

【記事】ドジャースの６勝右腕、トレードでヤンキース移籍が有力？「LAで望まれていない投手がニューヨークのキーマンになる可能性がある」NYメディアは懐疑的

【記事】野手陣にも故障者続出…キム・ヘソンorエドマンがIL入りへ「あまりいい状況とは言えない」と指揮官説明→逸材内野手のフリーランドが昇格