ロサンゼルス・ドジャースのクローザー、タナー・スコットが7月22日、左肘の炎症により15日間の負傷者リスト入りとなった。前日のミネソタ・ツインズ戦では登板中に前腕に違和感を訴え、途中降板していた。

　現地４日、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』によると、デーブ・ロバーツ監督は当初、「医師やトレーナーと話をしたところ、短期間の離脱になると聞いている」とコメント。「ただ、それが具体的にどれほどの期間になるかは誰にも分からない。短く済むとは言われているが、スコットが実際に投球を再開するまでは、はっきりしたことは分からない」と慎重な姿勢も見せた。
  　その後の会見でも、ロバーツ監督は「まだ短期の離脱で済むと信じている」と話しながらも、その慎重な姿勢を崩していない。「スコットが感じた痛みを考慮すると、慎重に進めるつもりだ」と語り、無理な復帰はさせない方針を示した。

　スコットは今季47試合に登板し、防御率4.14とやや不安定な投球が続いているものの、昨季は72試合に登板して９勝６敗22セーブ11ホールド、防御率は1.75と抜群の安定感で躍動。万全の状態での復帰が待たれる。

構成●THE DIGEST編集部

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