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「ショウヘイが引っ張ってくれたのに...」ロハス、逆転負けを猛省... 圧巻“二刀流”パフォーマンスの大谷翔平を称賛「本当に印象的。彼には脱帽だ」

THE DIGEST編集部

2025.08.07

カーディナル戦の逆転負けに反省の意を示したロハス。(C) Getty Images

 手痛い逆転負けだ。

 現地時間8月6日(日本時間7日)、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、本拠地セントルイス・カージナルス戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。投手としては、4回2安打1失点、8奪三振、無四球の好投を見せ、打者としても10試合ぶりとなる39号2ランを放つなど、3打数1安打2打点、1四球と躍動した。
 

 ただ、この試合にチームは、3対5と逆転負け。試合後、ドジャース専門サイト『Dodger Blue』が選手たちの取材映像を公開しており、その中でミゲル・ロハスは、「いい兆候ではない。ショウヘイが4回を力投し、多くの三振を奪い、自ら本塁打も放ち、チームを引っ張ってくれたのに…試合を締めくくることができなかった」と唇を噛んでいる。

 さらに動画内では、「かなり悔しいが、前に進み続け、次のシリーズに臨まなければならない」と前向きな姿勢を示し、「僕たち守備陣がちょっとお粗末だったと思う」と試合内容を厳しく評価。中でも守備での連係不足に関しては、「ムーキー(・ベッツ)ともっとうまくコミュニケーションを取れたはずだ」と猛省している。

 また、先制点献上後に自ら逆転2ランを放ち、復帰後最多の8奪三振を記録した大谷の二刀流パフォーマンスに関しては、「彼が一人で試合を支配しているという、まさに声明のようなものだ」と表現。「昨夜の長い試合後、夜11時近くに帰宅し、今日午後1時の試合で投げる。だから本当に印象的だし、彼には脱帽だ」と称賛の言葉を並べていた。

 依然としてナ・リーグ西地区の1位だが、2位のサンディエゴ・パドレスに2ゲーム差と迫られているドジャース。今後も気の抜けない戦いが続きそうだ。

構成●THE DIGEST編集部
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