そんななか、負傷離脱中のマックス・マンシー、トミー・エドマン、アレックス・ベシアの主力3選手が現地8日からのロッキーズとの3連戦を皮切りに、続々とメジャー復帰する見込みだとMLB公式サイト『MLB.com』が報じている。
右肋間筋の負傷からの復帰となるマンシーは、今季ここまでwRC+145を記録し、大谷翔平、ウィル・スミスに次ぐチーム3位の打撃指標をマーク。デーブ・ロバーツ監督も「ヒットに出塁、長打まで、彼にはすべてが期待できる」と語り、不振が続く打線の起爆剤として大きな期待を寄せている。
エドマンは現在センターでリハビリ調整を行なっており、復帰後はセンターまたは二塁での起用が予想されている。また左右どちらの投手にも対応できるスイッチヒッターでもあり、守備・打撃の両面で柔軟な起用が可能な存在だ。これにより、外野の守備配置や打線の組み立てにも多彩なオプションが生まれることになる。
さらに左腕のベシアもブルペンの即戦力として復帰見込みだ。今季は調子の波がありながらも、要所での奪三振力と左打者への対応力は健在。終盤の勝負どころで頼れる存在となりそうだ。
シーズン序盤の勢いが影を潜め、苦戦が続くドジャース。主力3選手の復帰で、ここから勢いを取り戻せるか。今後の戦いぶりに注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「控えめに言って、今季最も恥ずかしいシリーズだ」 地区最下位パイレーツに3連敗のドジャースに米記者怒り「あってはならない。ただただ許しがたい」
【記事】「自業自得」地区優勝M“消滅”のドジャース、LA記者から痛烈なダメ出し「オールスター・ブレイク以降の成績は20勝23敗」
【記事】ドジャース、怪腕スキーンズに8K2安打で屈する...先発スネルは5回5失点9被安打 地区最下位パイレーツに“屈辱”3連敗でWCS回避が遠のく
関連記事
- ベッツ&スミスが“ドジャース対パドレス”のライバル関係に言及「この5年で素晴らしい試合を重ねてきたが...」まだ“及ばない”2チームとの決定的な違い
- 怪腕スキーンズ、大谷翔平の二刀流に脱帽「どうやって両方こなしているかは誰も分からない」 “欲しい球種”を問われ「ヤマモトのスプリットかな」
- 直近10試合でわずか2勝のパドレスに米識者辛口「ファンが苛立つのも当然」 シーズン佳境で急失速した悩ましい投手事情
- 【画像】本格的に二刀流復活!MLBの舞台で“投手”として躍動する大谷翔平を厳選ショットで特集!
- Rソックス吉田&メッツ千賀、ポストシーズン“構想外”の危機 MLB公式サイトが「残り少ない期間に多くを証明しなければならない選手」にピックアップ