最悪の悪夢が繰り返された。
現地9月6日、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が敵地でのボルティモア・オリオールズ戦に先発し、9回2死まで無安打無失点を継続していたが痛恨のソロを被弾。8回2/3を112球、10奪三振1失点の好投。ところがブルペン陣が打ち込まれ、まさかの逆転サヨナラ負け。許した走者は3回の2四球のみ。ホームランを除けば、すべて三者凡退の素晴らしい快投だったにもかかわらず、12勝目は消滅した。
立ち上がりは先頭を初球直球で中飛。後続を一ゴロ、空振り三振に打ち取り三者凡退の好スタートを切った。
2回は空振り三振を奪うなど、わずか11球で三者凡退。テンポの良いピッチングをみせる。
3回表には先頭のミゲル・ロハスが二塁打で出塁すると1死二、三塁のチャンスを作り、1番の大谷翔平が遊ゴロの間に三塁走者が生還。ドジャース打線が先取点をもぎ取り、日本人右腕を援護する。
その裏、山本は下位打線に2者連続の四球で無死一、二塁とランナーを背負うが、コビー・メヨを空振り三振、1番のジャクソン・ホリデーを二ゴロ併殺に打ち取りピンチを切り抜けた。
4回は2番からの好打順だったが三者凡退。5回表にはムーキー・ベッツの適時打でドジャースがリードを2点に広げる。その裏、右腕は2つの三振を奪うなど三者凡退で抑えた。
6回は左直、投ゴロで簡単に2アウトを取ると、1番のホリデーにはカウント2-2から低めのスプリットで空振り三振に斬って取った。
7回表に1死二塁からベッツがこの日2本目となる適時三塁打でドジャースが追加点。3対0とさらにリードを広げる。その裏、先頭のジェレマイア・ジャクソンをスプリットで空振り三振。後続を2つの内野ゴロで仕留め、無安打無失点を継続。この時点で球数は91球に達した。
8回も続投した山本は2つの外野フライ、7番のディラン・ビーバーズには2球ファウルで粘られるが、最後は切れ味鋭いスプリットで空振り三振。この日9つ目の三振を積み上げ、ノーヒットを継続。大記録まであと1イニングとした。
野茂英雄(元ドジャースなど)、岩隈久志(元シアトル・マリナーズ)以来となる日本人史上3人目の快挙まで、残りアウト3つ。山本は先頭を三球三振で仕留め、今季最多タイとなる二桁奪三振とする。2アウトを奪いノーヒットノーランに王手をかけたが、21歳のホリデーに内角のカットボールを右翼に弾き返されスタンド最前列に入った。打者ひとりのところで大記録を逃すと、デーブ・ロバーツ監督がマウンドに向かい労いの交代を告げる。山本は清々しい笑顔を浮かべてマウンドを降りると、敵地ファンから異例のスタンディングオベーションを浴びた。
ところが、山本の後を受けたブレイク・トライネンが2死満塁にピンチを広げて押し出しの四球。2対3と1点差にすると、ロバーツ監督は前日にサヨナラ弾を浴びた左腕のタナー・スコットを投入。背信登板となったスコットだったが、6番のリベラに2点中適時打を打たれ3対4の逆転負け。エース右腕の快投が水の泡となり、チームは泥沼の5連敗を喫した。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「納得しがたい交代」韓国メディア憤慨! キム・ヘソン1打席で即代打の監督采配に物議
【動画】あと1アウトで…山本由伸がノーヒットノーランを逃した瞬間の表情
現地9月6日、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が敵地でのボルティモア・オリオールズ戦に先発し、9回2死まで無安打無失点を継続していたが痛恨のソロを被弾。8回2/3を112球、10奪三振1失点の好投。ところがブルペン陣が打ち込まれ、まさかの逆転サヨナラ負け。許した走者は3回の2四球のみ。ホームランを除けば、すべて三者凡退の素晴らしい快投だったにもかかわらず、12勝目は消滅した。
立ち上がりは先頭を初球直球で中飛。後続を一ゴロ、空振り三振に打ち取り三者凡退の好スタートを切った。
2回は空振り三振を奪うなど、わずか11球で三者凡退。テンポの良いピッチングをみせる。
3回表には先頭のミゲル・ロハスが二塁打で出塁すると1死二、三塁のチャンスを作り、1番の大谷翔平が遊ゴロの間に三塁走者が生還。ドジャース打線が先取点をもぎ取り、日本人右腕を援護する。
その裏、山本は下位打線に2者連続の四球で無死一、二塁とランナーを背負うが、コビー・メヨを空振り三振、1番のジャクソン・ホリデーを二ゴロ併殺に打ち取りピンチを切り抜けた。
4回は2番からの好打順だったが三者凡退。5回表にはムーキー・ベッツの適時打でドジャースがリードを2点に広げる。その裏、右腕は2つの三振を奪うなど三者凡退で抑えた。
6回は左直、投ゴロで簡単に2アウトを取ると、1番のホリデーにはカウント2-2から低めのスプリットで空振り三振に斬って取った。
7回表に1死二塁からベッツがこの日2本目となる適時三塁打でドジャースが追加点。3対0とさらにリードを広げる。その裏、先頭のジェレマイア・ジャクソンをスプリットで空振り三振。後続を2つの内野ゴロで仕留め、無安打無失点を継続。この時点で球数は91球に達した。
8回も続投した山本は2つの外野フライ、7番のディラン・ビーバーズには2球ファウルで粘られるが、最後は切れ味鋭いスプリットで空振り三振。この日9つ目の三振を積み上げ、ノーヒットを継続。大記録まであと1イニングとした。
野茂英雄(元ドジャースなど)、岩隈久志(元シアトル・マリナーズ)以来となる日本人史上3人目の快挙まで、残りアウト3つ。山本は先頭を三球三振で仕留め、今季最多タイとなる二桁奪三振とする。2アウトを奪いノーヒットノーランに王手をかけたが、21歳のホリデーに内角のカットボールを右翼に弾き返されスタンド最前列に入った。打者ひとりのところで大記録を逃すと、デーブ・ロバーツ監督がマウンドに向かい労いの交代を告げる。山本は清々しい笑顔を浮かべてマウンドを降りると、敵地ファンから異例のスタンディングオベーションを浴びた。
ところが、山本の後を受けたブレイク・トライネンが2死満塁にピンチを広げて押し出しの四球。2対3と1点差にすると、ロバーツ監督は前日にサヨナラ弾を浴びた左腕のタナー・スコットを投入。背信登板となったスコットだったが、6番のリベラに2点中適時打を打たれ3対4の逆転負け。エース右腕の快投が水の泡となり、チームは泥沼の5連敗を喫した。
構成●THE DIGEST編集部
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