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【ヤクルトのドラフト1位・松下歩叶ってどんな選手?】東京六大学屈指の強打者はバランスに秀でた打撃とキャプテンシーが魅力<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2025.10.23

東京六大学通算12本塁打を誇る松下だが、コンタクト能力の高さも魅力だ。写真:THE DIGEST写真部

 10月23日に行われたドラフト会議で、ヤクルトが松下歩叶(法政大)を1位指名し、交渉権を獲得した。彼が一体どんな選手なのか紹介しよう。

【名前】松下歩叶(まつした・あゆと)
【生年月日】2003年4月14日(22歳)
【出身地】神奈川県
【身長/体重】181cm/85kg
【守備位置】三塁手
【投打】右投右打
【経歴】桐蔭学園高→法政大

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 東京六大学野球通算12本塁打を誇るが、生粋の長距離砲というよりはバランスに秀でた総合的な打撃力が持ち味の三塁手。甘い球はスタンドに放り込みながらも、難しいボールはコンパクトな振りで弾き返す。実際、レギュラーに定着した2年秋から4年秋まで、すべてのシーズンで6三振以内に抑えている。

 国際試合での経験もアピールポイントだ。昨年は2大会で日本代表のユニフォームを着用し、日米大学野球選手権では主将と切り込み隊長の役割を担うと、MVPを受賞する活躍で5戦全勝での大会初3連覇を牽引した。

 大学2年時は二塁手、3年は三塁手でベストナインを獲得していて、内野陣の攻撃力不足が課題のチームなら1年目から多くの出場機会を得るだろう。

 ドラフトではヤクルトが見事一本釣りに成功した。

構成●SLUGGER編集部

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