現地10月14日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、ミルウォーキー・ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦に「6番・DH」でスタメン出場。2打数1安打、2四死球だった。
ドジャースが2対6で敗れて3連敗を喫した一戦で、不振の大谷が復調気配を漂わせた。2回の第1打席では、ブルワーズ先発左腕ロバート・ギャサーの初球のシンカーをスイングして左直。第1~2戦と比べ、スイングに勢いと力強さが戻ってきた印象を残した。
4回の第2打席では、初球のスイーパーを太もも付近に受けて死球。1死一、二塁で回ってきた6回の第3打席では、2番手右腕アブネル・ウリベがカウント3-1から投じた外角のスライダーを見逃して四球を選び、満塁とチャンスを広げた。
注目は8回の第4打席だ。2死走者なしで打席に立った大谷は、ブルワーズ3番手左腕DL・ホールの初球のシンカーをフルスイング。中前に痛烈な打球をはじき返した。
結果的にドジャースが敗れたなか、地元紙『California Post』は試合を振り返った記事で大谷を「陰のヒーロー」として取り上げた。「第3戦を前に、ベンチに下げられる可能性が取り沙汰されていたにもかかわらず、大谷はドジャースがラインアップに残した判断が正しかったことを証明した」と報じた。
「6番に打順を下げられた大谷だったが、2打数1安打。8回には打球速度113.5マイル(約182.7キロ)の鋭い中前打を放った。左直に倒れた第1打席でもいい打撃を見せた。不調と言われていたが、そのスイングからはむしろ好調さを感じた」
このように大谷の状態を伝えた同紙は、「リーグ優勝決定シリーズ第2戦まで20打数3安打と不振だった強打者にとって、第3戦の打撃は正しい方向に戻る第一歩となった」と続けている。
それでもドジャースはブルワーズに3連敗。相手にワールドシリーズ進出の王手をかけられた。ドジャースが逆転するには残り4試合で4連勝しなければいけない。過去に0勝3敗から4連勝したチームは、2004年のボストン・レッドソックスが唯一。当時レッドソックスの選手だったロバーツ監督が第4戦の9回裏に決めた「伝説の代走・二盗成功」をきっかけに4連勝を成し遂げた。
「ドジャースが4連勝するには、大谷の活躍が必要だ。10月に入って長打も打点も記録していない4度のMVP受賞者が、さらに多くの仕事をする必要がある」
打撃に鋭さが戻ってきた大谷が、1年前のリーグ優勝決定シリーズで見せた10奪三振+3本塁打のような伝説的プレーを見せれば、史上2例目となる大逆転劇も夢ではないはず。運命の第4戦、ドジャースにとって負ければ終わりの大一番は、日本時間10月16日に行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部
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ドジャースが2対6で敗れて3連敗を喫した一戦で、不振の大谷が復調気配を漂わせた。2回の第1打席では、ブルワーズ先発左腕ロバート・ギャサーの初球のシンカーをスイングして左直。第1~2戦と比べ、スイングに勢いと力強さが戻ってきた印象を残した。
4回の第2打席では、初球のスイーパーを太もも付近に受けて死球。1死一、二塁で回ってきた6回の第3打席では、2番手右腕アブネル・ウリベがカウント3-1から投じた外角のスライダーを見逃して四球を選び、満塁とチャンスを広げた。
注目は8回の第4打席だ。2死走者なしで打席に立った大谷は、ブルワーズ3番手左腕DL・ホールの初球のシンカーをフルスイング。中前に痛烈な打球をはじき返した。
結果的にドジャースが敗れたなか、地元紙『California Post』は試合を振り返った記事で大谷を「陰のヒーロー」として取り上げた。「第3戦を前に、ベンチに下げられる可能性が取り沙汰されていたにもかかわらず、大谷はドジャースがラインアップに残した判断が正しかったことを証明した」と報じた。
「6番に打順を下げられた大谷だったが、2打数1安打。8回には打球速度113.5マイル(約182.7キロ)の鋭い中前打を放った。左直に倒れた第1打席でもいい打撃を見せた。不調と言われていたが、そのスイングからはむしろ好調さを感じた」
このように大谷の状態を伝えた同紙は、「リーグ優勝決定シリーズ第2戦まで20打数3安打と不振だった強打者にとって、第3戦の打撃は正しい方向に戻る第一歩となった」と続けている。
それでもドジャースはブルワーズに3連敗。相手にワールドシリーズ進出の王手をかけられた。ドジャースが逆転するには残り4試合で4連勝しなければいけない。過去に0勝3敗から4連勝したチームは、2004年のボストン・レッドソックスが唯一。当時レッドソックスの選手だったロバーツ監督が第4戦の9回裏に決めた「伝説の代走・二盗成功」をきっかけに4連勝を成し遂げた。
「ドジャースが4連勝するには、大谷の活躍が必要だ。10月に入って長打も打点も記録していない4度のMVP受賞者が、さらに多くの仕事をする必要がある」
打撃に鋭さが戻ってきた大谷が、1年前のリーグ優勝決定シリーズで見せた10奪三振+3本塁打のような伝説的プレーを見せれば、史上2例目となる大逆転劇も夢ではないはず。運命の第4戦、ドジャースにとって負ければ終わりの大一番は、日本時間10月16日に行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部
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