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MLB

【2010年代10大ニュース:5~10位】本塁打ラッシュ、イチロー引退、大谷翔平の活躍……ニュースで振り返る激動の10年

出野哲也

2020.04.03

大谷が二刀流でMLBを席巻したのも、2010年代の大きなニュースのひとつだ。(C)Getty Images

大谷が二刀流でMLBを席巻したのも、2010年代の大きなニュースのひとつだ。(C)Getty Images

 振り返ってみれば、2010年代もやはり「激動の10年」だった。ファンを歓喜させた快挙、球界を震撼させた事件、レジェンドの引退……10年間を彩った10...
 振り返ってみれば、2010年代もやはり「激動の10年」だった。ファンを歓喜させた快挙、球界を震撼させた事件、レジェンドの引退……10年間を彩った10大ニュースをカウントダウン形式で紹介していこう。

10位:ホゼ・フェルナンデスが24歳で事故死
 将来ある若者の死は誰であっても痛ましい。特別な才能に恵まれ、輝かしい未来が約束されていた者の場合は、より一層その思いは強くなる。 

 ホゼ・フェルナンデスは、マーリンズのエースにとどまらずメジャーの歴史に残る大投手になる可能性を秘めていた。

 2013年に新人王を受賞、トミー・ジョン手術を経て復帰したのち、16年も16勝、253奪三振と大活躍した。だが、その年の9月25日、自家用ボートの衝突事故で24年の生涯を閉じる。キューバからボートで命を賭してフロリダへ亡命した彼が、その地でボートによって命を落としたのはあまりに皮肉だった。

9位:大谷翔平が投打二刀流で活躍
 フェルナンデスの喪失を埋めるかのように、18年には新たな才能、それもこれまでと全然違う種類の才能が日本から現れた。 

 エンジェルスに入団した大谷翔平がベーブ・ルース以来、約100年ぶりに本格的な二刀流に挑戦したのだ。大谷はデビュー2戦目から3戦連続本塁打を放つと、マウンドではデビュー2戦目で7回途中までパーフェクトの快投。強烈なインパクトを与えた。その後、右ヒジを壊して10試合の登板にとどまったが、打撃では22本塁打を放って見事、新人王を受賞した。

 ブレンダン・マッケイ(レイズ)をはじめ、大谷以外にも二刀流に挑戦する選手も出てきた。今後、メジャーで二刀流が定着すれば、大谷の名は先駆者として歴史に刻まれるはずだろう。
 
8位:イチローが日本開幕戦で現役引退
 大谷と入れ替わるように、20年近くメジャーで主役を張った日本人選手が19年に表舞台から去った。 

 2001年にマリナーズに入団し、史上2人目の新人王&MVPの同時受賞という快挙を成し遂げたイチローは、04年に年間262安打の新記録を樹立した他、守備や走塁でも卓越した技量を発揮し続けた。10年代に入ってから成績が下降したが、16年には41歳でメジャー通算3000安打を達成した。

 久々にマリナーズ復帰を果たした18年は、5月に40人ロースターから外れたものの球団にはとどまり、19年はMLB日本開幕シリーズに出場。最後のユニフォーム姿をファンの目に焼き付けた。

 3月21日のアスレティックス戦、途中で試合を退いたイチローに大きな歓声が浴びせられ、両軍の選手たちも拍手で送り出した。公式戦では異例の光景だったが、それもまたイチローらしい。5年後、日本人選手で初めて殿堂入りするのは確実だ。

7位:トミー・ジョン手術が「流行病」に
 ヒジの側副靱帯再建手術、通称トミー・ジョン手術。MLBでの最初の成功例は1975年、ドジャースの投手トミー・ジョンの左ヒジを、フランク・ジョーブ博士が別の個所から取り出した腱を移植して再生させた。 

 当時は画期的だったこの手術法は、その後何百人もの投手のキャリアを救ったが、〝ありふれた手術〞となったことと、投手の球速が上昇してヒジの負担が増したこともあって、10年代は執刀例が急増した。特に13~14年にかけてマット・ハービー(当時メッツ)やホゼ・フェルナンデス(当時マーリンズ)ら有力若手投手が次々にメスを入れたことで球界全体の問題となった。

 だが、14~17年は毎年150名前後が手術を受けていたのが、19年は80名まで減少。昨年、MLBが若年層向けのガイドライン「ピッチスマート」を発表するなど、故障防止への動きも活発になってきた。
 

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