侍ジャパン

大谷、ダルビッシュ、誠也がトラウト、ハーパー、バーランダーを迎え撃つ! 東京五輪で日本とアメリカのガチンコ対決が実現したらメンバーはこうなる!?

2020.05.09

東京五輪でベストメンバーでの日本代表とアメリカ代表の夢の対決が実現したら…ワクワクが止まらない!(C)Getty Images

 MLBを代表するスーパースターのブライス・ハーパー(フィラデルフィア・フィリーズ)が「オリンピックにメジャーリーガーを派遣すべきだ」と発言して話題を呼んでいる。周知のように、MLBはNBAと違って五輪へのトップ・プレーヤー派遣には消極的な姿勢を貫いてきた。今回のハーパーの発言によってその方針が急に変わるとは考えにくいが、日本のファンが夢見てやまない「日米ガチンコ対決」へ向けて一歩前進したと思いたい。

 そこで、かなり無理矢理ではあるが、現時点で日本代表とアメリカ代表がベストメンバーで対決したらどうなるのか、両チームのメンバーを考えてみた。まずはアメリカから。

●アメリカ
1(右)M・ベッツ(ドジャース)
2(中)M・トラウト(エンジェルス)
3(左)C・イェリッチ(ブルワーズ)
4(三)A・レンドーン(エンジェルス)
5(一)C・ベリンジャー(ドジャース)
6(指)B・ハーパー(フィリーズ)
7(捕)J・リアルミュート(フィリーズ)
8(遊)T・ターナー(ナショナルズ)
9(二)D・ラメイヒュー(ヤンキース)
(先発)J・バーランダー(アストロズ)
(先発)G・コール(ヤンキース)
(先発)M・シャーザー(ナショナルズ)
(先発)J・デグロム(メッツ)
(抑え)J・ヘイダー(ブルワーズ)

 1番から6番までに何とMVP受賞者が5人。圧倒的な攻撃力を誇るだけでなく、攻守のバランスにも秀でた選手ばかりで、まさに"銀河系軍団"という呼び名がふさわしい。このメンバーだと二遊間がどうしても地味に見えてしまうが、ラメイヒューは16年に首位打者、ターナーは18年に盗塁王と実績は申し分ない。

 先発投手陣はサイ・ヤング賞投手が3人。唯一、受賞していないコールは昨年、防御率と奪三振のタイトルを獲得している。最後は左のドクターK、ヘイダーが締めくくる。

 16年MVPのクリス・ブライアント(カブス)、5年連続ゴールドグラブのノーラン・アレナード(ロッキーズ)、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)&ピート・アロンゾ(メッツ)の「新人50本塁打コンビ」など、上のメンバーから外れた選手だけでもかなりの強力チームができそうな勢いだ。