第29回Ｕ-18ベースボールワールドカップ（以下Ｗ杯）に出場しているU-18日本代表は、オープニングラウンド第４戦の台湾戦に挑み、５回降雨コールドによる大会規定により、1−３で敗れた。前日のアメリカ戦同様、悪天候の中での難しい戦いだったが、この日は度重なる不運に泣かされた。
日本は、昨日の最終イニングを締めた宮城大弥（興南高）が先発マウンドへ。足場が悪い中で粘り強く投げていたものの、1−０の３回裏に１死一、三塁からダブルスチールを決められて同点に追いつかれる。５回裏には２つの失策でピンチを招くと、４番のロー・ウィーチェに左翼への適時二塁打を浴びて２点の勝ち越しを許した。 ぬかるんだグラウンドの影響による２つのミスなど守備での不運、また微妙な判定による不運もあったが、雨の中での戦いではこうしたことも起きる。国際大会という舞台で厳しい経験ができたことは、選手たちにとって大きな糧となるはずだ。すでにスーパーラウンド進出を確実なものとした中での敗戦でダメージが最小限にとどまった、と見方を変えることもできる。いずれにしても、この日の敗戦を嘆いている暇はない。
打線は４番の石川昂弥（東邦高）が好調をキープしている。１回表には２死二塁の好機から左翼へ先制の適時打を放ち、ここまで12打数６安打の打率５割。左打者が多いメンバー構成の中で、右打者として大きな役割を果たしている貴重な存在だ。
日本は、昨日の最終イニングを締めた宮城大弥（興南高）が先発マウンドへ。足場が悪い中で粘り強く投げていたものの、1−０の３回裏に１死一、三塁からダブルスチールを決められて同点に追いつかれる。５回裏には２つの失策でピンチを招くと、４番のロー・ウィーチェに左翼への適時二塁打を浴びて２点の勝ち越しを許した。 ぬかるんだグラウンドの影響による２つのミスなど守備での不運、また微妙な判定による不運もあったが、雨の中での戦いではこうしたことも起きる。国際大会という舞台で厳しい経験ができたことは、選手たちにとって大きな糧となるはずだ。すでにスーパーラウンド進出を確実なものとした中での敗戦でダメージが最小限にとどまった、と見方を変えることもできる。いずれにしても、この日の敗戦を嘆いている暇はない。
打線は４番の石川昂弥（東邦高）が好調をキープしている。１回表には２死二塁の好機から左翼へ先制の適時打を放ち、ここまで12打数６安打の打率５割。左打者が多いメンバー構成の中で、右打者として大きな役割を果たしている貴重な存在だ。