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プロ野球

竜待望のエース候補・梅津晃大が7回無失点と圧巻のピッチング!「『今年のドラゴンズは違うぞと』というところを見せたかった」

THE DIGEST編集部

2020.06.21

今季でプロ2年目の梅津。7回無失点と堂々のピッチングを披露し、開幕カード勝ち越しを決めた。写真:産経新聞社

今季でプロ2年目の梅津。7回無失点と堂々のピッチングを披露し、開幕カード勝ち越しを決めた。写真:産経新聞社

ヤクルト0-3中日/6月21日/明治神宮野球場

 中日の先発・梅津晃大が7回108球3安打無失点の好投を披露し、チームを勝利に導いた。これで、神宮球場で行なわれたヤクルトとの3連戦は2勝1敗となり、中日にとっては2012年以来、8年ぶりとなる開幕カード勝ち越しを決めた。

 この日は梅津が“投打”ともに主役となった。

 3回までは毎回先頭打者を出塁させ、2死満塁のピンチを招くなど苦しい内容だったが、最大のピンチで3番・青木宣親を抑えて以降はわずか1安打に封じ、気付けば7回無失点5奪三振。最速152キロの速球、スライダー、フォーク、カーブを織り交ぜる変幻自在のピッチングを見せ、中日待望のエース候補たる片鱗を見せつけた。

 打線も2回表、2死一塁の場面で京田陽太がヤクルトの先発・山田大樹の直球を強振。打球はライトスタンドへ放物線を描く2ランとなって幸先良く先制。そして6回には、梅津が自らのバットで二塁打で出塁すると、2死三塁から福田永将の内野安打で3点目のホームを踏んだ。

 梅津の攻守両面にわたる活躍もあって、中日は嬉しいカード勝ち越し成功を決めたのだった。
 
 試合後のヒーローインタビューに呼ばれた梅津は、立ち上がりについて「先頭バッターを多く出してしまったりとリズムが悪かった」とコメント。「野手の方たちに盛り上げてもらって、キャッチャーの木下さんにも力強いリードをしてもらったので助けられました」と振り返っている。

 続けて「『今年のドラゴンズは違うぞ』というところを僕もしっかり見せたいなと思っていたので、勝てて良かった」と話し、最後はファンに向けて「これからもまだまだテレビの前だと思うんですけど、熱い試合をしていきたいと思います」と意気込みを語った。

 また、中日・又吉克樹は試合後、自身のTwitter(@mata11katu)で、今日活躍した梅津、京田に加え、2試合連続でスタメン出場の木下拓哉、最後にダイビングキャッチで試合を締めた武田健吾らの笑顔を捉えた写真を投稿。ファンからは「素敵なショットありがとうございます」「ナイスヒーロー!」「開幕勝ち越し嬉しい!」「みんな最高です!!」などとメッセージが寄せられている。

構成●THE DIGEST編集部
 

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