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プロ野球

【今週のパ・リーグ展望】西武はソフトバンク相手にCSのリベンジを果たせるか。日本ハムは新人・河野に期待

氏原英明

2020.06.23

西武は6連戦の初戦を高橋に託す。練習試合ではいまひとつの調子だったが、ライバルのソフトバンク相手に結果を残せるか。写真:産経新聞社

西武は6連戦の初戦を高橋に託す。練習試合ではいまひとつの調子だったが、ライバルのソフトバンク相手に結果を残せるか。写真:産経新聞社

 開幕第2週を迎えたパ・リーグでは、これまで例にない同一カード6連戦が始まる。各カードの注目ポイントを整理しておこう。

●西武-ソフトバンク(メットライフ)
【予告・予想先発】
23日(火) 高橋光成-ムーア
24日(水) 今井達也-石川柊太
25日(木) 本田圭佑-バンデンハーク
26日(金) ニール-東浜巨
27日(土) 松本航-和田毅
28日(日) 與座海人-二保旭

 ソフトバンクが圧勝した過去2年のCSファイナルステージと同じ対戦。昨年、一昨年とソフトバンクは工藤公康監督が第2先発をうまく使って西武打線を分断した。奇しくもと言うべきか、ソフトバンクは昨年の新人王・高橋礼をリリーフで起用している。彼の起用法も注目される。

 初戦先発の高橋とムーアは、ともに開幕前の練習試合ではピリッとしなかった。西武、ソフトバンクともまだ打線が本調子ではないだけに、どちらかが先にきっかけをつかむか注目される。
 
 両チームとも打線を組み替えてくる可能性もある。西武は練習試合で好調だった1番のスパンジェンバーグが開幕3試合で14打数1安打、8三振。ただ、金子侑司の状態も上がっていないだけに、入れ替えがある場合は外崎修汰なども選択肢に入りそうだ。一方のソフトバンクは3試合とも違う選手を1番で起用していたが、好調の栗原陵矢を1番に固定し、柳田とバレンティンの3、4番を2、3番に繰り上げることで破壊力をさらに上げていきたい。

●ロッテ-オリックス(ZOZOマリン)
【予告・予想先発】
23日(火) 二木康太-アルバース
24日(水) 小島和哉-K-鈴木
25日(木) 岩下大輝-村西良太
26日(金) 石川渉-山岡泰輔
27日(土) 種市篤暉-田嶋大樹
28日(日) 美馬学-山本由伸

 ソフトバンクを相手に勝ち越したロッテは、辛くも3連敗を逃れたオリックスを迎え撃つ。ロッテは初戦に投手陣の軸として期待される二木を立てて、いい形で6連戦のスタートを切りたい。
 

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