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プロ野球

高校球児が挑む「最後の夏」!激戦区・神奈川の注目選手を一挙紹介

大友良行

2020.06.29

左から日大藤沢の牧原巧汰、相模の西川僚祐、横浜の松本隆之介。写真:大友良行

左から日大藤沢の牧原巧汰、相模の西川僚祐、横浜の松本隆之介。写真:大友良行

 甲子園という目標こそ無くなってしまったものの、181校が参加して熱戦を繰り広げる神奈川県代替大会が8月1日に開幕する。全国的に見れば後発組だが、それだけに練習時間も長めに取れ、「最後の夏」へかける3年生たちの仕上がり度と野球への熱い想いは増すばかりだ。レベルの高い神奈川だけに、素晴らしいプレーが続出するに違いない。

 そこで、トーナメントを勝ち上がってくるだろうと予想されるチームと、中心となる注目選手をピックアップしてみた。

【東海大相模】
 まず、頂点到達への最短距離にいるのが、東海大相模だ。53本塁打の西川僚祐外野手と主将の山村崇嘉一塁手の超大型砲2トップは迫力ある打撃を見せてくれるだろう。加えて、切り込み隊長のU-18日本代表の鵜沼魁斗外野手と32本塁打の加藤響二塁手が二人の前後を固め、破壊力は県下ナンバー1。投手も諸隈惟大投手がストレートに多彩な変化球を絡ませて打ちとる。

【横浜】
 対抗馬は、まず横浜。「相模打線を抑える」と気合十分なのが、左から伸びのあるストレートを投げ込む松本隆之介投手と、右の速球右腕の木下幹也投手のプロ注目の豪華2枚看板だ。ともに最速152キロを誇る。バックには鉄壁を誇る度会隆輝二塁手、津田啓史遊撃手の守備もレベルが高い。今夏から指揮を執る村田浩明新監督の采配も見ものだ。
 
【慶應】
 慶応は、三遊間が素晴らしい。ホットコーナーは本間颯太郎三塁手。166㎝と小柄だが、1年生の頃から動きが良く中軸を打ち、大活躍しそうな予感が漂う。下級生時代からの相棒である水鳥遥貴遊撃手と息の合ったプレーを見せる。

【桐光学園】
 桐光学園は、投打の大黒柱である左腕の安達壮汰投手に注目だ。スライダー、カーブ、チェンジアップを武器に相手打者を翻弄する。打っても4番で長打を放つ。また、直井宏路外野手は50m5秒台と快足の持ち主で守備範囲も広い。

【日大藤沢】
 上記のベスト4に迫ろうとする筆頭が、日大藤沢だろう。牧原巧汰捕手は、ドラフト指名確実と言われているくらいの全国レベルの選手。肩の強さと守備範囲はバツグン。加えて打撃もフルスイングで本塁打を放つ。姫木陸斗外野手も投手兼任の走攻守三拍子揃った中距離打者だ。
 

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