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MLB

大谷、1アウトも取れずに降板…トミー・ジョン手術からの復帰マウンドは思わぬ結果に

SLUGGER編集部

2020.07.27

約2年ぶりのメジャー復帰マウンドに立った大谷だったが…。(C)Getty Images

約2年ぶりのメジャー復帰マウンドに立った大谷だったが…。(C)Getty Images

 現地26日、大谷翔平(エンジェルス)が2018年9月2日以来のマウンドに立ったが、1アウトも取れずに降板した。

 メジャーデビュー戦と同じ敵地オークランドでのアスレティックス戦。初回、先頭のマーカス・セミエンにセンター前をヒットを浴びた大谷は、続くラモン・ローレアーノ、マット・チャップマンに連続四球を与えて無死満塁としてしまう。

 ここでマット・オルソンにストレートの押し出し四球を与えたところでミッキー・キャラウェイ投手コーチがマウンドに訪れたが悪い流れを止められず、5番のマーク・カナにはファウルで粘られた末の9球目にライトへ2点タイムリーを打たれて0対3。続くロビー・グロスマンにもタイムリーを献上した場面で降板となった。
 
 6人の打者と対戦して3安打3四球、自責点5。4シームは92~93マイル程度(約148.1~149.7キロ)にとどまり、カーブやスライダーも思ったところに決まらず、30球でストライクは15球だけだった。

 先発して1死も取れず降板したのは日本時代も通じて初。記念すべきトミー・ジョン手術からの復帰登板は思わぬ結果となってしまった。

構成●SLUGGER編集部

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