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プロ野球

【今週のパ・リーグ展望】涌井と和田の「元最多勝投手対決」は必見! オリックスは6連戦6連敗の悪夢を払拭できるか

氏原英明

2020.08.04

ハーラートップの5勝を挙げている涌井。和田との最多勝投手対決に注目だ。写真:産経新聞社

ハーラートップの5勝を挙げている涌井。和田との最多勝投手対決に注目だ。写真:産経新聞社

●楽天-ソフトバンク(楽天生命)
【予告・予想先発】
4日(火)弓削隼人-千賀滉大
5日(水)涌井秀章-和田毅
6日(木)藤平尚真-二保旭
7日(金)則本昂大-東浜巨
8日(土)塩見貴洋-石川柊太
9日(日)福井優也-板東湧梧

 首位攻防の6連戦。2位の楽天がホームでソフトバンクを迎え撃つ。が、ここで勢いを止めておかかないと独走を許してしまうかもしれない。前回(7月7日~12日)の対戦ではソフトバンクが4勝2敗と勝ち越したが、楽天は今回こそ勝ち越したい。

 注目は2戦目の涌井vs和田の元最多勝投手対決。今やベテランとなった2人だが、涌井は今季6戦5勝、和田は6戦3勝と、どちらも好調を維持している。もっとも、涌井は前回のソフトバンク戦(7月8日)で勝ち投手にはなったとはいえ5回6失点。今回は内容の伴う勝ちにしたい。
 
 ソフトバンクは勝利の形がパターン化してきている。エースの千賀、週末に投げる石川が存在感を発揮し、和田、東浜はしっかりゲームを作る。高橋礼、モイネロ、森唯斗らを擁するブルペンも強力で、7月の救援防御率が驚異の1点台(1.94)と抜群の安定感を誇っている。対照的に、楽天はクローザーを任されていた森原康平が相次ぐ炎上で登録抹消。リリーフに負けがついた試合が7月だけで6回もあった。試合終盤の攻防も勝敗を左右しそうだ。

●日本ハムー西武(札幌ドーム)
【予告・予想先発】
4日(火)上沢直之-高橋光成
5日(水)マルティネス-今井達也
6日(木)杉浦稔大-輿座海人
7日(金)有原航平-ニール
8日(土)バーヘイゲン-本田
9日(日)河野-十亀

 前節でオリックスに4勝1敗と勝ち越し、借金を2まで減らした日本ハムが4位の西武をホームに迎える。0.5ゲーム差で追う相手だけに、一気に引きずり下ろして上位進出を狙いたい。

 前節は4勝のうち3勝を先発投手陣が挙げたのが何より大きい。成果の出ないショートスタートをようやく諦めたのが功を奏した。日本ハムとは対照的に、西武は前節でソフトバンクに1勝4敗と負け越し。かなり悪い流れにハマっている。投打ともに左右のバランスを欠いているので、対戦相手につけ込まれている印象だ。

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