本来、7月19~20日に予定されていたオールスターゲームは、新型コロナウイルスの影響で中止となってしまった。夏の一大イベントが行われないのはいかにも寂しい。そこでSLUGGER編集部では、「もし今年もオールスターが行われていたら…」という仮定の下、独自に「真夏の球宴」にふさわしい選手を28人選んでみた(プラスワン投票は含まず。また、外国人枠は考慮しない)。今回はセ・リーグ編だ。
選考方法はまず、各ポジションで最高の10人を選び、それに加えて守備位置などのバランスを考慮しながら、その他のメンバーを選出。通常のオールスターとは少々違うが、そこは留意してほしい。編集部が選んだ28人は以下の通りだ。
【メインメンバー】
捕手 梅野隆太郎(阪神)
一塁手 村上宗隆(ヤクルト)
二塁手 阿部寿樹(中日)
三塁手 岡本和真(巨人)
遊撃手 坂本勇人(巨人)
外野手 鈴木誠也(広島)
外野手 佐野恵太(DeNA)
外野手 青木宣親(ヤクルト)
先発 菅野智之(巨人)
【野手・控え】
捕手 曾澤翼(広島)
捕手 大城卓三(巨人)
内野手 山田哲人(ヤクルト)
内野手 堂林翔太(広島)
内野手 大山悠輔(阪神)
内野手 大和(DeNA)
外野手 サンズ(阪神)
外野手 西川龍馬(広島)
外野手 丸佳浩(巨人)
外野手 梶谷隆幸(DeNA)
【投手・控え】
先発 戸郷翔征(巨人)
先発 森下暢仁(広島)
先発 大野雄大(中日)
先発 西勇輝(阪神)
先発 小川泰弘(ヤクルト)
救援 石田健大(DeNA)
救援 中川皓太(巨人)
救援 R・マルティネス(中日)
救援 スアレス(阪神)
まずは最激戦区の三塁から。メインメンバーには目下ホームラン王の岡本を選んだが、今季待望のブレイクを果たして一時は首位打者争いにも加わっていた堂林、和製大砲として開花した大山、開幕から安定した活躍を見せる高橋周平(中日)や宮崎敏郎(DeNA)など、各球団にオールスター級の人材がめじろ押し。可能なら4人全員を選びたかったが、三塁手だけで内野枠を埋めてしまうわけにもいかず、堂林と大山のみの選出となった。
36本塁打で新人王を受賞した昨年からさらに進化し、首位打者争いに参戦するほど確実性が向上した村上が座る一塁も、ビシエド(中日)やボーア(阪神)ら外国人主砲がひしめく激戦区。2人はともにリーグ5位の12本塁打を放っており、有力な候補だったが、こちらも内野の控え枠の関係で外さざるを得なかった。
二遊間は、一塁や三塁とは逆の意味で選出が難しかった。二塁は例年なら山田か菊池涼介(広島)、遊撃は坂本が文句なしの大本命だが、今季前半戦は3人とも揃って不振に陥った。そのため二塁のメインメンバーには、開幕からレギュラーとして出場し続けており、かつ打撃成績もまずまず安定している阿部を選出。また遊撃も、例年になく打撃好調の大和と迷ったが、徐々に調子を取り戻しつつあり、球宴にふさわしい華やかさも備えた坂本の選出がベストと考えた。
順番がやや前後したが、捕手は梅野で文句なし。“梅ちゃんバズーカ”で盗塁阻止率5割と守備での貢献もさることながら、今季では打撃でも貢献度が高い。控えには今季も勝負強い打撃を見せている曾澤や、故障の小林誠司(巨人)に代わって定位置をつかみ、やはり打撃でも活躍している大城を選んだ。
選考方法はまず、各ポジションで最高の10人を選び、それに加えて守備位置などのバランスを考慮しながら、その他のメンバーを選出。通常のオールスターとは少々違うが、そこは留意してほしい。編集部が選んだ28人は以下の通りだ。
【メインメンバー】
捕手 梅野隆太郎(阪神)
一塁手 村上宗隆(ヤクルト)
二塁手 阿部寿樹(中日)
三塁手 岡本和真(巨人)
遊撃手 坂本勇人(巨人)
外野手 鈴木誠也(広島)
外野手 佐野恵太(DeNA)
外野手 青木宣親(ヤクルト)
先発 菅野智之(巨人)
【野手・控え】
捕手 曾澤翼(広島)
捕手 大城卓三(巨人)
内野手 山田哲人(ヤクルト)
内野手 堂林翔太(広島)
内野手 大山悠輔(阪神)
内野手 大和(DeNA)
外野手 サンズ(阪神)
外野手 西川龍馬(広島)
外野手 丸佳浩(巨人)
外野手 梶谷隆幸(DeNA)
【投手・控え】
先発 戸郷翔征(巨人)
先発 森下暢仁(広島)
先発 大野雄大(中日)
先発 西勇輝(阪神)
先発 小川泰弘(ヤクルト)
救援 石田健大(DeNA)
救援 中川皓太(巨人)
救援 R・マルティネス(中日)
救援 スアレス(阪神)
まずは最激戦区の三塁から。メインメンバーには目下ホームラン王の岡本を選んだが、今季待望のブレイクを果たして一時は首位打者争いにも加わっていた堂林、和製大砲として開花した大山、開幕から安定した活躍を見せる高橋周平(中日)や宮崎敏郎(DeNA)など、各球団にオールスター級の人材がめじろ押し。可能なら4人全員を選びたかったが、三塁手だけで内野枠を埋めてしまうわけにもいかず、堂林と大山のみの選出となった。
36本塁打で新人王を受賞した昨年からさらに進化し、首位打者争いに参戦するほど確実性が向上した村上が座る一塁も、ビシエド(中日)やボーア(阪神)ら外国人主砲がひしめく激戦区。2人はともにリーグ5位の12本塁打を放っており、有力な候補だったが、こちらも内野の控え枠の関係で外さざるを得なかった。
二遊間は、一塁や三塁とは逆の意味で選出が難しかった。二塁は例年なら山田か菊池涼介(広島)、遊撃は坂本が文句なしの大本命だが、今季前半戦は3人とも揃って不振に陥った。そのため二塁のメインメンバーには、開幕からレギュラーとして出場し続けており、かつ打撃成績もまずまず安定している阿部を選出。また遊撃も、例年になく打撃好調の大和と迷ったが、徐々に調子を取り戻しつつあり、球宴にふさわしい華やかさも備えた坂本の選出がベストと考えた。
順番がやや前後したが、捕手は梅野で文句なし。“梅ちゃんバズーカ”で盗塁阻止率5割と守備での貢献もさることながら、今季では打撃でも貢献度が高い。控えには今季も勝負強い打撃を見せている曾澤や、故障の小林誠司(巨人)に代わって定位置をつかみ、やはり打撃でも活躍している大城を選んだ。