シカゴ・カブスのダルビッシュ有が現地時間15日、本拠地で行われたクリーブランド・インディアンス戦に先発すると、5回7安打3失点、無四球4奪三振で試合後半を迎えている。
熾烈なサイ・ヤング賞争いを演じているダルビッシュは、前回9日のシンシナティ・レッズ戦で7連勝がストップ。3年連続の戴冠を狙うジェイコブ・デグロム(ニューヨーク・メッツ)、盟友トレバー・バウアー(レッズ)との三つ巴の戦いを制するためにも、この日は是が非でも好投しておきたいところだったが、ピリッとしない。
初回、平均得点がア・リーグワースト2位に沈んでいるインディアンス打線を簡単に三者凡退に打ち取り、2回も2三振を奪うなど立ち上がりは悪くなく、その裏にはハビア・バイエズが先制のソロアーチで援護してくれた。
しかし3回、先頭に二塁打を浴び、9番でテキサス・レンジャーズ時代の同僚だったデライノ・デシールズJr.は送りバント。しかし、この打球を三塁が送球エラーする間に二塁走者が生還し、打者走者も三塁へ進塁されてしまう(試合中に内野安打へ訂正)。
さらに1番のフランシスコ・リンドーアに適時二塁打を浴びて1死も取れずに2失点目。リンドーアは次の打者の間に三塁へ進むと、3番のホゼ・ラミレスの当たりは犠牲フライに十分な当たりだったが、これをゴールドグラブ4度の名手ジェイソン・ヘイワードが強肩を発揮して見事本塁アウトに仕留め、ダルビッシュは味方に救われた形となった。
だが5回も失点を許し、ここまで7安打3失点、無四球4奪三振。不運な形もあったにせよ、防御率は登板前の1.77から2.08へと“大幅に悪化”してしまった。デグロム(1.67)、バウアー(1.71)は上り調子で成績を良化させている中で、2試合連続の3失点はかなり痛い。6回以降は見事な投球を見せ、チームを勝利に導くだけでなく、自らの成績も高めていきたい。
構成●SLUGGER編集部
熾烈なサイ・ヤング賞争いを演じているダルビッシュは、前回9日のシンシナティ・レッズ戦で7連勝がストップ。3年連続の戴冠を狙うジェイコブ・デグロム(ニューヨーク・メッツ)、盟友トレバー・バウアー(レッズ)との三つ巴の戦いを制するためにも、この日は是が非でも好投しておきたいところだったが、ピリッとしない。
初回、平均得点がア・リーグワースト2位に沈んでいるインディアンス打線を簡単に三者凡退に打ち取り、2回も2三振を奪うなど立ち上がりは悪くなく、その裏にはハビア・バイエズが先制のソロアーチで援護してくれた。
しかし3回、先頭に二塁打を浴び、9番でテキサス・レンジャーズ時代の同僚だったデライノ・デシールズJr.は送りバント。しかし、この打球を三塁が送球エラーする間に二塁走者が生還し、打者走者も三塁へ進塁されてしまう(試合中に内野安打へ訂正)。
さらに1番のフランシスコ・リンドーアに適時二塁打を浴びて1死も取れずに2失点目。リンドーアは次の打者の間に三塁へ進むと、3番のホゼ・ラミレスの当たりは犠牲フライに十分な当たりだったが、これをゴールドグラブ4度の名手ジェイソン・ヘイワードが強肩を発揮して見事本塁アウトに仕留め、ダルビッシュは味方に救われた形となった。
だが5回も失点を許し、ここまで7安打3失点、無四球4奪三振。不運な形もあったにせよ、防御率は登板前の1.77から2.08へと“大幅に悪化”してしまった。デグロム(1.67)、バウアー(1.71)は上り調子で成績を良化させている中で、2試合連続の3失点はかなり痛い。6回以降は見事な投球を見せ、チームを勝利に導くだけでなく、自らの成績も高めていきたい。
構成●SLUGGER編集部