メジャーリーグのポストシーズンが、現地時間9月29日にいよいよ開幕する。ポストシーズンで活躍してチームを勝利に導くヒーローを、MLBでは"ミスター・オクトーバー"と呼ぶが、今年は誰がそう呼ばれることになるだろうか。この記事では過去のポストシーズンでの戦績から、2020年のミスター・オクトーバー候補を紹介する。
▼田中将大(ヤンキース)
これまでに4度ポストシーズンに進出している田中は、通算8試合に登板して5勝3敗、防御率1.76と素晴らしい勝負強さを発揮している。中でもハイライトは17年のインディアンスとの地区シリーズ第3戦。この試合で田中は7回を散発3安打、無失点に抑えて勝利を呼び込んだ。第1戦と第2戦と連敗して崖っぷちに追い込まれていたヤンキースは田中の快投で息を吹き返してここから3連勝し、逆転でシリーズ突破を果たしている。いまだワールドシリーズに出場したことが一度もない田中だが、今年こそ自らの活躍でチャンピオンリングを手にできるか。
▼ネルソン・クルーズ(ツインズ)
すでに40歳になるが、今季もリーグ5位の16本塁打を放った衰え知らずの"不惑の大砲"。ポストシーズン通算で17本塁打を放ち、OPSは1.012に達する。ポストシーズン初出場となったレンジャーズ時代の10年はワールドシリーズまでの計16試合で6本塁打を放つ衝撃のデビュー。さらに翌年はリーグ優勝決定シリーズだけで6本塁打と大活躍で、MVPも受賞した。この年のプレーオフで放った計8本塁打は、史上最多タイ記録だ。ツインズは04年から史上ワーストのポストシーズン16連敗をいまだ継続中だが、今年こそクルーズのバットでそれを止めてほしい。
▼ジョージ・スプリンガー(アストロズ)
アストロズが球団史上初の世界一に輝いた17年のワールドシリーズで、5本塁打を放って見事MVPに輝いた男。一昨年と昨年のポストシーズンでもそれぞれ計4本塁打と活躍を続けており、あのジャスティン・バーランダーですら「大舞台で彼以上に頼りになる男はいない」と称賛を惜しまない。今季アストロズは得点力不足に苦しんでいるが、スプリンガーは14本塁打、OPS.912と相変わらず優れた成績を残していて、今年のプレーオフでも引き続き大活躍してくれそうだ。
▼ジャスティン・ターナー(ドジャース)
プレーオフ通算54試合で、9本塁打、OPS.931を記録しているドジャース随一の好打者。パワーだけでなくアベレージも兼備しており、特に地区シリーズは打率.392と無類の強さを誇る。また、17年の優勝決定シリーズ第2戦では、9回裏2死からサヨナラ3ランを放って死闘に決着をつけ、クリス・テイラーとともにシリーズMVPを受賞した。今季はわずか4本塁打ながら、打率(.311)とOPS(.867)は例年通りで、今季こそチームを1988年以来の世界一に導くことが期待される。
▼田中将大(ヤンキース)
これまでに4度ポストシーズンに進出している田中は、通算8試合に登板して5勝3敗、防御率1.76と素晴らしい勝負強さを発揮している。中でもハイライトは17年のインディアンスとの地区シリーズ第3戦。この試合で田中は7回を散発3安打、無失点に抑えて勝利を呼び込んだ。第1戦と第2戦と連敗して崖っぷちに追い込まれていたヤンキースは田中の快投で息を吹き返してここから3連勝し、逆転でシリーズ突破を果たしている。いまだワールドシリーズに出場したことが一度もない田中だが、今年こそ自らの活躍でチャンピオンリングを手にできるか。
▼ネルソン・クルーズ(ツインズ)
すでに40歳になるが、今季もリーグ5位の16本塁打を放った衰え知らずの"不惑の大砲"。ポストシーズン通算で17本塁打を放ち、OPSは1.012に達する。ポストシーズン初出場となったレンジャーズ時代の10年はワールドシリーズまでの計16試合で6本塁打を放つ衝撃のデビュー。さらに翌年はリーグ優勝決定シリーズだけで6本塁打と大活躍で、MVPも受賞した。この年のプレーオフで放った計8本塁打は、史上最多タイ記録だ。ツインズは04年から史上ワーストのポストシーズン16連敗をいまだ継続中だが、今年こそクルーズのバットでそれを止めてほしい。
▼ジョージ・スプリンガー(アストロズ)
アストロズが球団史上初の世界一に輝いた17年のワールドシリーズで、5本塁打を放って見事MVPに輝いた男。一昨年と昨年のポストシーズンでもそれぞれ計4本塁打と活躍を続けており、あのジャスティン・バーランダーですら「大舞台で彼以上に頼りになる男はいない」と称賛を惜しまない。今季アストロズは得点力不足に苦しんでいるが、スプリンガーは14本塁打、OPS.912と相変わらず優れた成績を残していて、今年のプレーオフでも引き続き大活躍してくれそうだ。
▼ジャスティン・ターナー(ドジャース)
プレーオフ通算54試合で、9本塁打、OPS.931を記録しているドジャース随一の好打者。パワーだけでなくアベレージも兼備しており、特に地区シリーズは打率.392と無類の強さを誇る。また、17年の優勝決定シリーズ第2戦では、9回裏2死からサヨナラ3ランを放って死闘に決着をつけ、クリス・テイラーとともにシリーズMVPを受賞した。今季はわずか4本塁打ながら、打率(.311)とOPS(.867)は例年通りで、今季こそチームを1988年以来の世界一に導くことが期待される。