9月27日(現地)、MLBは2020年のレギュラーシーズン全日程を終了。投打主要部門のタイトルホルダーも出揃った。
アメリカン・リーグの首位打者はDJ・ラメイヒュー(ヤンキース)。.364のハイアベレージを残し、2位のティム・アンダーソン(ホワイトソックス)に大差をつけた。ラメイヒューはロッキーズ時代の16年に続いて2度目のタイトル、両リーグでの首位打者獲得は1900年以降では初の快挙となった。さらにラメイヒューはOPS(出塁率+長打率)でもリーグトップに立ち、オフのFA市場ではかなりの注目銘柄になりそうだ。
本塁打王もヤンキースの選手が獲得。ルーク・ボイトは両リーグ最多の22本を量産して初の戴冠。ヤンキースの選手が同一シーズンに首位打者と本塁打王を獲得するのは、1956年にミッキー・マントルが三冠王に輝いて以来となる。打点王はホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)が2年連続でタイトル獲得。出場59試合で60打点を稼ぎ、MVP有力候補にも挙げられている。盗塁王はアダルベルト・モンデシー(ロイヤルズ)。2位の選手のちょうど倍の24盗塁を稼いだ。
投手部門ではシェーン・ビーバー(インディアンス)が勝利(8)・防御率(1.63)・奪三振(122)でリーグトップに立ち、2001年のジャスティン・バーランダー、クレイトン・カーショウ以来となる投手三冠に輝いた。サイ・ヤング賞選出は確実で、MVP争いでも有力候補になりそうだ。セーブ王も同じくインディアンスのブラッド・ハンドで、16セーブを積み重ねて初のタイトルを獲得した。
一方、ナショナル・リーグのタイトルレースはより混戦模様だった。首位打者は驚異の21歳ホアン・ソト(ナショナルズ)。新型コロナウイルスに感染して開幕戦を欠場したにもかかわらず、戦列復帰後は何事もなかったのように打ちまくった。マーセル・オズーナ(ブレーブス)は本塁打と打点の二冠王。9月に9本塁打、32打点を荒稼ぎしてライバルたちを振り切った。盗塁王は意外な選手が手にした。18~19年に2年連続35本塁打以上を放った強打の遊撃手トレバー・ストーリー(ロッキーズ)が15盗塁で初のタイトルに輝いた。
アメリカン・リーグの首位打者はDJ・ラメイヒュー(ヤンキース)。.364のハイアベレージを残し、2位のティム・アンダーソン(ホワイトソックス)に大差をつけた。ラメイヒューはロッキーズ時代の16年に続いて2度目のタイトル、両リーグでの首位打者獲得は1900年以降では初の快挙となった。さらにラメイヒューはOPS(出塁率+長打率)でもリーグトップに立ち、オフのFA市場ではかなりの注目銘柄になりそうだ。
本塁打王もヤンキースの選手が獲得。ルーク・ボイトは両リーグ最多の22本を量産して初の戴冠。ヤンキースの選手が同一シーズンに首位打者と本塁打王を獲得するのは、1956年にミッキー・マントルが三冠王に輝いて以来となる。打点王はホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)が2年連続でタイトル獲得。出場59試合で60打点を稼ぎ、MVP有力候補にも挙げられている。盗塁王はアダルベルト・モンデシー(ロイヤルズ)。2位の選手のちょうど倍の24盗塁を稼いだ。
投手部門ではシェーン・ビーバー(インディアンス)が勝利(8)・防御率(1.63)・奪三振(122)でリーグトップに立ち、2001年のジャスティン・バーランダー、クレイトン・カーショウ以来となる投手三冠に輝いた。サイ・ヤング賞選出は確実で、MVP争いでも有力候補になりそうだ。セーブ王も同じくインディアンスのブラッド・ハンドで、16セーブを積み重ねて初のタイトルを獲得した。
一方、ナショナル・リーグのタイトルレースはより混戦模様だった。首位打者は驚異の21歳ホアン・ソト(ナショナルズ)。新型コロナウイルスに感染して開幕戦を欠場したにもかかわらず、戦列復帰後は何事もなかったのように打ちまくった。マーセル・オズーナ(ブレーブス)は本塁打と打点の二冠王。9月に9本塁打、32打点を荒稼ぎしてライバルたちを振り切った。盗塁王は意外な選手が手にした。18~19年に2年連続35本塁打以上を放った強打の遊撃手トレバー・ストーリー(ロッキーズ)が15盗塁で初のタイトルに輝いた。