10日の巨人戦で現役最後の日を迎える阪神の藤川球児が自身のツイッター（@kyuji22fujikawa）を更新。シカゴ・カブス時代の“恩人”から届いたという温かいメッセージ動画を公開するとともに、感謝の言葉を綴っている。

　2012年オフにカブスと契約し、２年間にわたって同球団に所属した藤川。今回の投稿では「たった今こんな動画が送られてきた…」と綴り、約２分間の動画を掲載した。その中では、リハビリトレーナー、トラベリングマネージャーらからのメッセージが収められており、トレーナーのマット・ジョンソンは「引退おめでとうというメッセージを伝えたくてこのビデオを送っています。君と一緒に働けたことは、光栄でした」とコメントしている。

　さらに「人として、友人として君を知ることができて良かった。いつもフレンドリーで優しくて周りに気を遣っていたね」と続け、「最近、妻ともミルウォーキーで君に寿司をご馳走してもらった最高の夜のことを話していたよ」と思い出話を披露。最後は「本当に引退をうれしく思っているよ、おめでとう！」と締めている。
  　激励の言葉を受け取った藤川は、テキストに「人生で一番の困難を迎えていた時に支えてくれた人達。心の友です」とコメント。最後は「日本のファンの皆さんは知らない、アメリカでの僕の姿を見守ってくれた恩人達です…」と記し、「#Chicago Cubs  #会いたい #ありがとう」などとハッシュタグを添えた。

　これを見たファンからは「球児さんの人柄の賜物ですね！」「ホントに愛されていることが分かります」「引退をおめでとうと言ってくれる素敵な仲間達」「メッセージ泣いちゃいますね」などなど様々な反応が寄せられている。

構成●THE DIGEST編集部