3日、ビッグニュースが飛び込んできた。今季最多勝を獲得した巨人のエース、菅野智之が球団に対してポスティング申請を申し入れたという。以前から菅野は今オフのメジャー移籍の可能性が報じられていたが、ついにその時を迎えた。
今回の決断を前にして、菅野を巡っては現地大手メディアを中心にさまざまな移籍情報が報じられてきたが、果たして日本を代表する31歳の本格派右腕の立ち位置はどうなっているのだろうか。ツイッターのフォロワー数30万人以上の『MLBネットワーク』の名物記者、ジョン・モロシ氏は複数のGMの評価としてこう伝えている。
「FA先発投手のマーケットでは、トレバー・バウアー(今年サイ・ヤング賞を受賞)がトップです。しかし、複数のGMたちにとって、スガノはバウアーに次ぐ2番手として評価しているでしょう」
まだメジャーでの実績がない菅野だが、今年のFA先発市場は非常に“品薄”だ。バウアーという本物のエースはいるものの、マーカス・ストローマン(ニューヨーク・メッツ)とケビン・ゴーズマン(サンフランシスコ・ジャイアンツ)がそれぞれ残留申請を受け入れたため、先発2番手クラスの投手もほぼいないのが現状である。そうした“相対評価”の点からも、菅野の価値が高まっているのは間違いない。
そしてモロシ氏は、菅野にオファーを出す可能性が高い球団として、「サンディエゴ・パドレスはAJ・プレラーGMの下、アジアでのスカウティングに積極的なため有力な候補になる。サンフランシスコ・ジャイアンツも先発投手を求めています。この2球団を候補として注視しています」。さらに、「マサヒロ・タナカが他球団と契約した場合、ニューヨーク・ヤンキースは代わりとしてスガノを獲得するかもしれない。スガノの方がタナカより若く、彼は素晴らしい球種を持っています」と伝えた。
過去には山口俊が所属しているトロント・ブルージェイズ、先発投手が壊滅的なロサンゼルス・エンジェルスの地元紙も菅野獲得の可能性を言及しており、“最低5球団”が競合する可能性がある。年齢面を考慮すると、ダルビッシュ有や田中のような超大型契約を締結することはないだろうが、その実力はメジャーでも注目されるレベルにあることは間違いない。
構成●THE DIGET編集部
今回の決断を前にして、菅野を巡っては現地大手メディアを中心にさまざまな移籍情報が報じられてきたが、果たして日本を代表する31歳の本格派右腕の立ち位置はどうなっているのだろうか。ツイッターのフォロワー数30万人以上の『MLBネットワーク』の名物記者、ジョン・モロシ氏は複数のGMの評価としてこう伝えている。
「FA先発投手のマーケットでは、トレバー・バウアー(今年サイ・ヤング賞を受賞)がトップです。しかし、複数のGMたちにとって、スガノはバウアーに次ぐ2番手として評価しているでしょう」
まだメジャーでの実績がない菅野だが、今年のFA先発市場は非常に“品薄”だ。バウアーという本物のエースはいるものの、マーカス・ストローマン(ニューヨーク・メッツ)とケビン・ゴーズマン(サンフランシスコ・ジャイアンツ)がそれぞれ残留申請を受け入れたため、先発2番手クラスの投手もほぼいないのが現状である。そうした“相対評価”の点からも、菅野の価値が高まっているのは間違いない。
そしてモロシ氏は、菅野にオファーを出す可能性が高い球団として、「サンディエゴ・パドレスはAJ・プレラーGMの下、アジアでのスカウティングに積極的なため有力な候補になる。サンフランシスコ・ジャイアンツも先発投手を求めています。この2球団を候補として注視しています」。さらに、「マサヒロ・タナカが他球団と契約した場合、ニューヨーク・ヤンキースは代わりとしてスガノを獲得するかもしれない。スガノの方がタナカより若く、彼は素晴らしい球種を持っています」と伝えた。
過去には山口俊が所属しているトロント・ブルージェイズ、先発投手が壊滅的なロサンゼルス・エンジェルスの地元紙も菅野獲得の可能性を言及しており、“最低5球団”が競合する可能性がある。年齢面を考慮すると、ダルビッシュ有や田中のような超大型契約を締結することはないだろうが、その実力はメジャーでも注目されるレベルにあることは間違いない。
構成●THE DIGET編集部