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プロ野球

中村剛也が『ライオンズ年間ベストプレー賞』を“おかわり”!通算21本目の満塁弾は有言実行だった!?

THE DIGEST編集部

2020.12.24

中村が2年連続で“大賞”に選出。伏線は7月にあった?写真:球団提供

中村が2年連続で“大賞”に選出。伏線は7月にあった?写真:球団提供

 西武は24日、ファンが1年間で最も輝いたプレーを選ぶ『メットライフ生命presents ライオンズ年間ベストプレー賞』を発表し、10月24日のソフトバンク戦で中村剛也が放った逆転満塁ホームランを選出した。

 クライマックスシリーズ進出に向けて負けられない、敵地でのソフトバンク戦。0-1とビハインドで迎えた8回、1死満塁の場面で中村に打席が回ってきた。満塁本塁打の通算記録保持者(20本)である「満塁男」がバットを一閃すると、打球は瞬く間に左中間スタンドへと消えた。まさに最高のホームランだった。
 
 実は、この受賞は中村の「予告通り」だった。昨年7月19日のオリックス戦で放った劇的なサヨナラ本塁打が自身通算400号本塁打となり、これは文句なしの『年間ベストプレー賞』。そして、ちょうどその1年後の今年7月、中村は「またメットライフ生命年間ベストプレー賞、おかわりさせてもらえればと思います」と宣言していたのだ。まさに“有言実行”となった一発というわけだ。

 果たして2年連続での吉報を聞いた中村は、「メットライフ生命年間ベストプレー賞の受賞、非常にうれしいです。ファンの皆さま、メットライフ生命の皆さま、2年連続ありがとうございます! 全試合のすべてのプレーが対象になるこの賞を2年連続で獲ることができた、ということで、僕自身非常にメットライフ生命さんと縁が深いのかなあ、と思いました」とコメントした。

 もっとも、4年ぶりの打点王を獲得した昨季と異なり、今季は打率.213、9本塁打、31打点、OPS.682と大きく数字を落としている。「今年は僕自身、活躍することができなかったので、来年はもっといいプレーを見せられるように頑張ります!」と強調した中村。『メットライフ生命presents ライオンズ年間ベストプレー賞』のさらなる“おかわり”にも意欲を見せながら、完全復活を見据えた。

構成●THE DIGEST編集部
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