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プロ野球

ヤクルトが奥川恭伸の交渉権を獲得!高津新監督が大仕事!巨人、阪神との競合を制す

THE DIGEST編集部

2019.10.17

高校生離れした完成度を誇る奥川の交渉権は、ヤクルトが手にした。写真:徳原隆元

高校生離れした完成度を誇る奥川の交渉権は、ヤクルトが手にした。写真:徳原隆元

 今オフに新監督に就任したヤクルトの高津臣吾監督が、いきなり大仕事を果たした。10月17日、プロ野球ドラフト会議が行なわれ、巨人、阪神、ヤクルトの計3球団が奥川恭伸(星稜高)を1位指名。高校No1ピッチャーのひとりである"怪物"のくじを引き当てたのは新監督の右手だった。

 奥川は佐々木朗希(大船渡高)と並ぶ今ドラフトの目玉で、今夏の甲子園では力のあるストレートとスライダーを武器に星稜高の準優勝に貢献。また、U-18日本代表として参加した今年9月のU-18ベースボールワールドカップでは、登板したカナダ戦で7回2安打1失点、18奪三振の好投を見せ、チームを勝利に導いた。そのピッチングは圧巻で、米メディアも絶賛したほどだった。
 
 高校生ながら完成度の高さは大学生、社会人の候補と比べてもそん色なく、1回から9回まで球威が落ちないスタミナは見事。ストレートも変化球もしっかりコントロールできる制球力もある。打線の援護さえれば、1年目からローテーションの一角としてある程度の勝ち星も計算できるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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